▼自閉スペクトラム症のある人と家族の、大変だけれどくすっと笑える “あるある”な日常をぎゅっと1冊に!
┃知的・発達障害のある人の豊かな世界にふれる 本書は、全国手をつなぐ育成会連合会発行の月刊誌『手をつなぐ』の好評連載「毎日すったもんだ」を単行本化したものです。 マイペースで独自の世界をもつ知的・発達障害のある人とその家族の、大変だけれどもいきいきとした日常のエピソードを、4コマまんがでほのぼのと描きます。 登場するのはボンくん、ちーくん、まさちゃん、ヤマちゃん、ショウタさん、ひろくんなど10の家族の“大変だけれどくすっと笑える”34のエピソード。 それらには、知的・発達障害の特性やその子のもつ豊かな世界観や強み、家族や周囲のサポートのようすなど日々の暮らしがいきいきと描かれています。 ぜひその豊かな世界にふれてください。
┃かかわり方の工夫もわかる 冒頭では井上雅彦先生(鳥取大学教授)に自閉スペクトラム症の特徴の解説があり、概要がつかみやすくなっています。 また、エピソードごとに、知的・発達障害のある人の世界につながるヒントをまとめました。 「なぜこんな行動をするの?」「ときどきパニックになるのはどうして?」「どんなサポートをすればいいの?」……など、その行動の理由やさまざまな対応の工夫がわかります。
【主な目次】 はじめに 自閉スペクトラム症の特徴と理解 すったもんだの日々 主な登場人物 1 学校(全6話) 2 施設・病院(全5話) 3 外出・行事(全10話) 4 家・日常生活(全13話) ○コラム ・伝えるときは、本人が得意な方法で ・体験を重ねて不安をなくす ほか2本
【著者情報】 井上雅彦(いのうえ・まさひこ)=監修 鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学講座教授。医学博士、臨床心理士、専門行動療法士、公認心理師
全国手をつなぐ育成会連合会=編集 知的・発達障害のある人とその家族でつくる団体(1951年創設)
マリマリマーチ=イラスト 2016年より『手をつなぐ』(月刊)にて『自閉症のあるわが子のこだわり日記「毎日すったもんだ」』のマンガを担当
|