トラウマを癒すセラピューティックアプローチ! 提唱者ポージェスをはじめ、ラヴィーン(ソマティック・エクスペリエンシング)、ヴァン・デア・コーク(発達性トラウマ)、オグデン(センサリーモーター・サイコセラピー)らトラウマ界の世界的権威およびセラピスト、心理療法家、身体心理療法家、精神科医、小児精神科医、新生児専門医、臨床心理学者、看護師、獣医師、ソーシャルワーカー、ヨガ教師、詩人、先天性心疾患当事者など、革新的かつ思いやりある多彩な専門家・実践家が大集結。ポリヴェーガル理論を治療モデルや臨床に取り入れた経験を共有しその方法をわかりやすく紹介する。 さまざまな治療における神経生理学的プロセス理解のための解説から、思いやりある医療、最適な治療関係、虐待歴のある子どもへの安全な関わり方、身体的な安全の感覚や信頼感を得るための方法、サヴァイヴァーの社会的つながりと回復力を促進する方法など、22の切り口からトラウマに向き合う。 医療・ケア・教育および他者との相互作用に関わる臨床家、トラウマサヴァイヴァー必読書。
◆ステファン・ポージェスは、過去50年間の神経系の理解に対して最も深遠で示唆に富む貢献をしただけでなく、最も有用な貢献をした。表情に秘められた暗号を解読し、ダーウィンの仕事を深め、患者自身ですら理解しえない患者の神経系の状態を理解することを説きながら、並外れた偉業を成し遂げた。そして今、デブ・デイナとの共同編集によるこの素晴らしい書には、癒しの専門家たちからの寄稿が満載されており、さまざまな臨床家がポージェスのブレークスルーをいかに役立てているかを知ることができる。非常に多くの実践的な応用を紹介し、創造的な臨床家が本書を用いて、最も苦悩している人間さえも落ち着かせ、最も治癒しやすい状態へと移行させる手助けができることを示している。――ノーマン・ドイジ(M.D.,『脳は奇跡を起こす』『脳はいかに治癒をもたらすか』著者)
◆本書は、軽視されがちでつい最近まで原始的なものと見なされていた自律神経系を中心に探求する意義深い作品だ。対人トラウマの理解における最も重要な著者らが名を連ね、ポージェスのポリヴェーガル理論が行動や心理学的プロセスの理解に与える影響を説明している。安全、互恵性、共時性こそが社会交流の生物学を支え、トラウマを癒すための基盤を作り上げる。これらすべてが本書でエレガントに説明されている。――ドリュー・ピンスキー(M.D.,内科医、ニューヨーク・タイムズベストセラー作家)
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