●公務員試験対策の限られた時間で効率よく法律科目を学べる! ●判例主旨を理解しやすいQ&A方式形式! ●出題年度を表記し、出題傾向を把握しつつ学習できる!
■公務員試験六法 2024年版の活用法
「公務員試験六法」(以下「六法」)は,判例からの出題に威力を発揮します。 特に『 Q&A 』は,本試験で出題された選択肢から組み立てられてものが多いので,実践的に役立ちます。
1_本試験まで時間に余裕のある方 まず,あなたが使用しているテキストの判例を学習した場合,六法の『 Q&A 』も含めて必ず確認してください。 確認の仕方としては,テキストの項目にある条文を手掛かりとして,六法の該当条文から探す方法があります。 他には,判例の年月日を確認して,六法の年月日の索引から検索する方法があります。 なお,判例の年月日は,同一日の判例が複数あるので,十分注意してください。 学習のはじめは,『 Q&A 』だけをひたすら追い続ける方法があります。 短期間で多くの知識を習得するためには,まず,この方法をお勧めします。 ただ,『 Q&A 』だけでは,理解ができないようであれば,判旨も読みます。 次に,ある程度理解が深まった後に,判旨を読み込んでください。 判旨のキーワードには,青文字で表記されているので,理解しやすいはずです。 なお、同時並行で,ご自身の受験予定の職種から出題されている判例をチョイスして勉強を進めるのも一つの方法です。
2_本試験まで,時間に余裕のあまりない方 ( i ) 「特別区T類」「裁判所総合職・一般職」を最初に受験される方 上記の 1 と同じく, 『 Q&A 』だけをひたすら追い続けてください。 この場合,他の試験種で出題されている判例の『 Q&A 』も併せて読み込んでください。 そして, 5月の試験終了後,6月の試験(国税・財務・労基の試験,国家一般職,地方上級試験)までには,およそ1ヶ月あるので,『 Q&A 』以外の判旨も確認するようにするとよいでしょう。
(ii) 「国税・財務・労基」の試験,「国家一般職」「地方上級」を最初に受験される方 上記 ( i ) と同じように, 『 Q&A 』だけをひたすら追い続けてください。 とアドバイスしたいところなのですが,この時期に『 Q&A 』を読み込むだけでは非常に危険です。 ほとんどの公務員試験受験生は,6月には全範囲終了させて,実力がかなり上がっていますので,この時期までには,判旨もしっかり読み込んでください。
(iii) ( i ) と ( ii )のまとめ 時間に余裕のない方は,最初から (ii) の「国税・財務・労基」「国家一般職」「地方上級」を狙いに行くのか, あるいは,あわよくば,要領よく, ( i ) の「特別区I類」「裁判所総合職・一般職」も目指すかということです。
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