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足の不自由な男の子が母と二人で住む貧しい家に、すばらしい宝物を持った3人の王様が立ち寄ります。それは、キリストの誕生を祝いにベツレヘムへ行く王たちでした。その夜、男の子の身にも不思議なことが…。
4歳の娘が図書館から借りて来ました。
題名をみてすぐに、「あー聖劇!」と思ったのですが、
読んでみてあれれ?微妙に違う?
三人のはかせが王様になってるし、
足の悪い男の子は聖劇には出てこないし・・・
でもこの足の悪い男の子が一番の主人公。
救い主がお生まれになったお祝いに、
一番大事なものをささげる少年の気持ちが、
現代のクリスマスを祝う私たちに、
一番欠けているものではないかと、ふと思い当たります。
クリスマスといえばケーキにサンタさんにプレゼント。
でも、一番大事なものを忘れてはいけないと
そういう気持ちにさせてくれる一冊です。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子4歳)
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