暗闇に広がる暖かな光。光の中は多くの笑顔で溢れ、賑やかな音楽に包まれていた。新天地、上海の中でも多くの外国人が日頃の疲れを癒やし、明日への活力を溜め込む場所。集う面々は、まるで人種の坩堝であるかのよう。多くの言語が飛び交うこのような場所は、広い世界の中でもそう多くはないでしょう。その光景の中に一度身を沈めると、再訪を誓わずにはいられなくなる。このような場所が、この地には点在しています。上海、いつの頃からか多くの人たちにとって憧れになった場所。中国に関する多くの情報が巷から消えていった日本の市場の中でも、時折この地の名前は目にする事ができます。それは時代が移り、情報の価値が昔とは変わっていったとしても、この地に息づく毅然とした大人たちの雰囲気が、多くの人たちの心に熱い気持ちを抱かせるからではないでしょうか。上海に生きる大人たちの愛する文化を、中國紀行CKRM的視点で紹介します。
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