トナカイがサンタのそりを引くのは有名ですが、実はずっと昔、シルバーベルという名前の馬がたった一頭でそりをひいていました。 このおはなしは、どこにでもいる普通のトナカイの家族が、シルバーベルに変わってサンタのそりを引き、クリスマス・イブに世界中の空をかけめぐるようになるまでの奇跡の物語です。
それはダッシャーという名の、一頭のトナカイから始まります。ダッシャーは母親から、自由で楽しいという北極の話を聞くのが大好きでした。
「いつかここを出て、ママとパパの生まれた北極に行けますように」
そう願い続けたダッシャーは、やがてサンタクロースと出会い、自ら一生懸命働くことで道がひらけていきます。
クリスマスに望みが叶うという夢のあるストーリーと、色鮮やかなイラストがドラマチックな雰囲気を演出。気品漂う作品に仕上がっています。子どもたちへはもちろん、大切な人や自分への贈り物にもおすすめのクリスマス絵本です。
(出合聡美 絵本ナビライター)
トナカイとサンタの始まりを、美しいイマジネーションで紡いだ作品。
●毎年サンタのそりをひくトナカイたち。そのうちの1頭、“ダッシャー”が主人公の物語。 美しいイマジネーションとドラマチックな絵で紡ぐ、トナカイとサンタの始まりのおはなし。
●全世界35万部! NYタイムズベストセラーに選ばれ続けているクリスマス絵本。 イギリス、イタリア、クロアチアなどで翻訳出版され、世界中の子どもたちに愛されています。
●自分の気持ちに正直に生きる勇気が、きらりと輝く物語。 子どもたちへはもちろん、大切な人や自分への贈り物にもおすすめです。
●クリスマスシーズンが纏う不思議なよるのムードを、 深く鮮やかに描かれたドラマチックな絵で、ぜひたっぷりとご堪能ください。
〈あらすじ〉 「いつかここを出て、ママとパパの生まれた北極にいけますように」 トナカイのダッシャーがいつものように北極星にねがいをかけたよる、 白い馬のひく大きなそりとサンタがあらわれて……
素敵な表紙にひかれて、読んでみました。タイトル通り、となかいがそりをひきはじめたお話が書かれています。1頭のトナカイを軸にして、すすむお話にひきこまれました。幻想的で美しい絵も魅力的です。今年のクリスマスによみたい絵本になりました。贈り物にも良さそうです。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
|