『宮沢賢治のことばと人生』内容紹介 「ほんとうのさいわいは一体何だろう。」「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃色のうつくしい朝の日光をのむことができます。」 幼いころから石や自然が好きで野山をかけめぐった宮沢賢治。家業の質屋を継がずに農学校へ進学すると、短歌や詩に熱中。法華経の影響を受け、やがて詩や童話を発表しはじめます。自分の生きる意味を追い求め、悩み、37歳で生涯をとじた賢治の人生を、そのことばでたどります。
『レイチェル・カーソンのことばと人生』内容紹介 「『知ること』は、『感じること』の半分も重要ではない」「地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独に苛まれることはけっしてないでしょう。」 『沈黙の春』で、化学薬品が生態系に及ぼす影響を指摘したレイチェル・カーソン。原発処理水の海への放出がはじまったいま、もっとも注目すべき海洋生物学者のひとりです。 母の影響で、自然に親しんで育ったレイチェル。作家志望で大学に進学しますが、生物学のスピンカー教授の授業に衝撃を受け、文系から理系に転向。海洋生物学者の道を歩みはじめます。自然と文学を愛したレイチェルの人生を、ことばとともにたどります。
『ヘレン・ケラーのことばと人生』内容紹介 「すべての人間には、幸福な人生を送る権利がある」「下を向いてはいけない。いつも頭を高く上げていなさい。そして、世界をまっすぐに見ることである」 生後19か月で視力と聴力を失うも、サリバン先生の指導で話法や点字を習得。ラドクリフ・カレッジを卒業、政府の福祉政策に協力するなど、つねに前向きに生きたヘレン・ケラーの人生をことばでたどります。
『ルイ・アームストロングのことばと人生』内容紹介 「あきらめないでみんなが努力をすれば、世界はもっと“ワンダフルワールド”になるっていうことさ」 アメリカ、ニューオリンズの黒人スラム街で生まれたルイは、少年院時代に手にしたコルネットで実力を発揮、やがてジャズの王様と呼ばれるようになります。人種の枠をこえた黒人のジャズ・トランペット奏者、ルイ・アームストロングの人生をことばでたどります。
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