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楽しい夏休み、6年1組の24人は、箱根の芦ノ湖畔のロッジでにぎやかに合宿。ハイキングコースで、にわか雨におそわれた清太と麻美は、クレヨン王国の落としもの「水色大福」を発見します。大福の親になった2人は、王国の秘密を守りながら、クラスメートの幸子を誘拐した犯人さがしをすることに……。クレヨン王国シリーズ推理小説仕立ての10作め。
子どもの頃に読んでいて懐かしくなって読み返しました。本作は小学生の子どもたちのひと夏の不思議な体験が描かれています。推理要素もあるのでラストが気になって夢中で読みました。大人が読んでも心に響く箇所がたくさんあり、名作は時を経ても色あせないのだなと感じました。クレヨン王国シリーズを全て読みたくなってしまうほどに引き込まれました。 (ouchijikanさん 40代・ママ 女の子9歳)
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