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すべての色は平等に美しい(クレヨン王国憲法第3条)。虹の七色だけが美しいわけじゃない。お日さまに交渉して、第2の虹をつくってもらおう。─黒、白、こげ茶、はい色、黄土色、フジ色、ベージュ色の七色の候補者は、自分の色が見る者をしみじみとやさしい気持ちにさせることができる、とお日さまをなっとくさせるために、お話をはじめました。
10歳のときに私が読んだ本の一冊です。今までの虹の色ではないクレヨン王国のクレヨン大臣たちが「自分の色も虹にしてほしい」と太陽にお願いし、不思議な色の虹を作ってもらうお話。作ってもらうためにいろんな人間の話を大臣がします。短編集のように楽しむこともできるのですが、最初と最後しかクレヨン王国の話ではないので、個人的にはあまり趣味ではなかったです。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)
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