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フレーミーの背中に、なにやら小さな点がとびついた!? かゆくてかゆくてたまらない、その小さい点の正体は・・・。
作者の「ユーフラテス」というのは、ご存知の方もいると思いますが、NHKのピタゴラスイッチを作っているメンバーだそうです。
この絵本は、線でできている2次元の犬「フレーミー」が主人公です。
今回の話は、普通に描いたら「・」でしか表せないノミとフレーミーの格闘が面白かったです。
フレーミーは数学的知識で描かれているようですが、
初めて見た時はただの「ロボットみたいな線の犬」という認識だったのに、何度か見ているうちにフレーミーの形になれてきて、可愛く思えるようになりました。
ちなみに、下の子に「かわいい絵本だから見てごらんよ」といったら、
「これ、知っているテレビで見た」という返事。よく聞いてみると、今ときどきNHKでやっているそうです。
小さいし、線がメインの絵本なので、お話会向けではありませんが、
お父さんお母さんがお子さんと読むには実に楽しい本だと思います。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子10歳)
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