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ものすごく「でき」のいいおねえちゃんと、すごくふつうの「でき」のぼく。ことの始まりは、お姉ちゃんが拾ってきたネコだった。「ぼく」とぶさいくなネコ、タマとのふれあいの物語のほか、ペットと子どもをめぐる、じんとする三つのお話。
もう少し長いお話かと思ったら、
表題作「ぼくのネコには…」以外に2つお話が入っている短編集でした。
そのどれもがペットとの触れ合いをテーマにしたお話でした。
どれも素敵だけど、印象が強かったのはやはり表題作の「ぼくのネコには…」でしょうか?
1つ1つのお話が短くて字も大きくイラストも多いので、児童書を読み始めたばかりの低学年のお子さんにも読みやすいと思います。
ただ、大人の読み手としては、1つ1つおしろい話だったので、もっと長い物語として読みたかったな〜。無理矢理短くまとめているみたいでものたりなかったです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子11歳)
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