世代を超えて愛され続ける「10ぴきのかえる」シリーズ、秋の読み聞かせにぴったりの1冊! 秋が近づいた夜のこと。ひょうたん沼では、10ぴきのかえるがお月見を心待ちにしています。みんなでお月見をするために、うしがえるさんやけろこちゃんに、招待状を出しました。
そして、いよいよお月見の日。今年は、10ぴきのかえるがすすきのはらに、すすきを取りに行くことになりました。ばったに道案内をしてもらい、すすきのはらに到着! 10ぴきのかえるは、みんなで協力して、一生懸命すすきをとりました。
ところが、帰り道のこと……。みんなですすきをかついでいると、なんとっ、まちがえるがお昼寝中のへびのしっぽを踏んでしまったのです。にげろ、にげろ、けろ、けろ、けろ! 10ぴきのかえるは、へびから逃げようとみんなで力を合わせます!
すすきを飾り、お月様にお団子をおそなえする――元気なお話のなかから秋の風習が伝わる絵本。
おなじみの10ぴきのかえるシリーズです。
2歳の娘には、「しょげかえる」「はねかえる」などの名前の楽しさは理解できませんが、お月見というものを少し理解できる絵本です。
お月見には、すすきとお団子が用意され、みんなで満月をみてお祝いをする。これだけで、2歳児には十分ですよね。
我が町にはそうそうススキはないので、この本でススキも理解できました。
そして、いつもおなじみのハプニング!大蛇に捕まったのに、オチがススキでハックション!怖そうで何とも楽しい展開に娘ははまりました。
ちょうど、十五夜の1週間前に図書館で借りてきたので、十五夜当日は、きれいな満月を眺めながら、お団子をほおばりました。
季節の行事を楽しく迎えられるオススメの1冊です。 (まりちゃまさん 30代・ママ 2歳、0歳)
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