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18世紀、独立前のアメリカ、東海岸。船乗りの叔父とともに帆船に乗り組んだ10歳の少年ジェイクが思いがけず体験したスリリングな海賊暮しを、大迫力のイラストで描く。ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。
乗り物好きの6歳の息子。
ロケット、飛行機に続き、古い帆船は、好きな乗り物の代表格。
「輪切り図鑑 大帆船」に続き、
18世紀の帆船が詳細に描かれているということで借りてみました。
18世紀、独立前のアメリカ、東海岸。
船乗りの叔父とともに帆船に乗り組んだ10歳の少年ジェイク。
船が海賊に乗っ取られ、
叔父は鞭で打たれた末に離れ離れになってしまう。
ジェイクは海賊の手下となって働き、同年齢の友人もできるが、
日々の生活はあまりに過酷。
銃撃戦で負傷した船乗りの足の切断手術を手伝ったり、
死んだ仲間を流したり。
スリリングな海賊暮らしをなんとか乗り越え、
ジェイクは一回りも二回りも成長していきます。
少年の日記形式でつづられた絵本です。
体裁は絵本だけど、文字が小さく、文章が長め。
漢字にルビがないので高学年向けなのでしょうか。
内容も低学年には、迫力がありすぎました。
挿絵は詳細で、当時の船乗りの様子が一目でわかります。
死体などもリアルで全体的に挿絵はグロイので、
文字だけで書かれている冒険ものの小説よりも
かなり迫力があります。
怖いものが苦手な子は要注意です。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子6歳)
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