一歩、一歩、足を前に出す。それをやめないことだ。 未来へと歩きはじめた子どもたちへ石川直樹がおくる、はじめての写真絵本。
10代の頃から世界を旅し、エベレストをはじめとする7大陸の最高峰すべてに登頂をはたした石川直樹――。 冒険家とも写真家とも呼ばれ、近年では『最後の冒険家』で開高健ノンフィクション賞を受賞するなど、 その文章にも冴えをみせる、いま最も注目される若き表現者である。
彼が、世界へと踏み出すときの「はじまりの山」となった富士山。しかも冬の富士山へ挑むことは、彼にとって、 何度もくりかえし立ち戻る原点であるという。石川直樹は、言う。 「みんながしっている富士山。とおくから何度も見ていた富士山。でも、そこに登れば、かならず、新しい世界に であうことができる。見なれた姿の中に知らないことがたくさんあることに、ぼくは気がついた」と。
――それは富士山にのぼることにとどまらない、人生の真実を伝える言葉だ。 この絵本を通して、一歩、一歩、読者にも、前に進んでほしいと著者は願う。 どんな事でも、一歩、一歩、足を前に出すことしか、たどり着く方法はない。 この絵本は未来へ歩きだす子どもたちに差し出された、力強いバトンである。
全ページ試し読みに感謝です。石川さんが絵本?!出してるの??とこの絵本見つけ、ワクワクしながらすぐに読ませてもらいました。
この本ほんとに素敵!!子どもも大人もみんな読んでほしいですね。バーチャル山のぼりの絵本ですが・・・山登りに興味なくても、楽しめます。富士山はみんな大好きですもの(^_^.)もうすぐ三歳の息子にもすぐ見せてあげたいと思いました。 (タイベビーさん 30代・ママ 男の子2歳)
|