スイスの画家カリジェの描くウルスリとフルリーナの兄妹のおはなし、美しい絵が人気の絵本です。あしたは子どものそり大会、二人は準備にとりかかります。フルリーナは兄に言われて毛糸を買いに出かけますが・・・。厳しい冬の自然の姿、生活、その中にきらきらと輝く子供達の生命力や華やかに飾り付けられたそりの美しいこと。胸を打つ作品です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
アルプスの山の小さな村にくらすきょうだい,ウルスリとフルリーナのお話.ふりしきる雪のなか,明日のそり大会のためにふもとの村まで毛糸のかざりを買いに行ったフルリーナが,なかなか帰ってきません. ウルスリは心配して,妹をさがしに出かけますが……. ロングセラー絵本を改版,美しい絵本があざやかによみがえります.
雪国の小さな村(スイス)の、ウルスリ(兄)とフルリーナ(妹)のお話です。
あしたは、子どものそり大会。自分のそりをきれいに飾るため、動物たちの世話が終わると、ふたりは準備にとりかかりました。
フルリーナはウルスリに命じられ、隣村の糸屋の店に毛糸のふさを買いに行かされます。糸屋のおばさんにそうじを命じられ、すっかり帰りが遅くなったフルリーナは、大雪の中に埋もれてしまい・・・。
うちも一応雪国の小さな村(最近ここまでつもらないけど)だし、長男と長女の姿と重なり、共感しました。
雪国の大自然のすばらしさと共に厳しさ、こどもたちの生活やおまつり(そり大会)を、静かだけれどドキドキするお話と、美しい絵でかいていて、なかなかいいですよ!(少し大きい子向けの絵本だと思います。年長さんくらい〜小学生) (ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)
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