こちらはタイトルにも書きましたが、インド版の「月のうさぎ」です。この話は他に、中国のものや日本のものがあります。
みんなそれぞれお国柄が出ていて少しづつ内容が違いますが、
この絵本が他の絵本や民話と大きく違うところは、神様の名前(「インドラ」といういかにもインド的な名前です。)と、
最初にお客としてやってきた神様の姿が、ゾウとして描かれているところです。
確か中国の昔話でも日本の昔話でも、「神様」は人の姿をしていました。
画を描かれている司修さんのインド的イメージだったのでしょうか?
この絵本だと、うさぎがたき火に飛び込むシーンがおどろおどろしく描かれていないので、安心して小さなお子さんにも読んであげられます。
ただ、大勢いる場所での読み語りに使うには、少々絵が細かくて薄い色合いを使っているので、遠くのお子さんには見づらいかな〜と、感じました。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子9歳)
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