両親とアルツハイマー病のおばあちゃんと4人で暮らす少年テッド。町でおきた銀行強盗の犯人とそっくりな風貌の男に無理やり車に乗せられて…。危機を乗り越え、身近な人の大切さに気づく少年の成長を描いた物語。
図書館で借りてきました。
主人公のテッドは、おばあちゃんのことが大好きでした。
今でも大好きです。
でも、おばあちゃんがアルツハイマーになってしまい、テッドのこともよくわからないときがあります。
(テッドはおばあちゃんが大好きだったから、すごく寂しく哀しかったのだと思います)
そんなある日。
銀行強盗事件が発生。犯人が捕まらない・・・。
同じ頃、テッドが誘拐されてしまいます。
その日は、運悪く、両親が不在で、おばあちゃんのお世話を頼まれていたテッドは、おばあちゃんのことが心配でたまりません。
何とか犯人の目を盗んで、逃げようとするのですが・・・。
とてもスリルもあって、お話のスピード感もたっぷりでした。
「大切な人を守りたい」というテッドの気持ち。
たくさんの子ども達にもわかってもらいたいな、と思いました。 (オーレリーさん 40代・ママ 男の子11歳、男の子4歳)
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