「おかあさんのおひざは世界一素敵な場所」。大好きなお母さんに赤ちゃんが生まれてちょとさびしい猫の切ない気持ちを描いています。 ねえ、ちょっとでいいからだっこして。兄弟の上の子の気持ちが伝わってきます。ぎゅっとしてあげたくなりますね。
せつなくてちょっと甘酸っぱいネコの気持ちを描いた絵本! お母さんにだっこしてほしい気持ちと、我慢しようと葛藤する気持ち。そんなせつないネコの心情を描いています。弟や妹が生まれた時の子どもの気持ちと、どこか重なって見えてくる絵本です。 お母さんのおひざは世界一すてきな場所。なのに、今そこは生まれたばかりの赤ちゃんの場所。もう大きくなったから自分は平気だもんと強がってみせるネコ。飼い主に赤ちゃんが生まれた、その時のネコのほんとうの気持ちとは……。
2人目の出産時に、上の子にというより自分自身へ読み聞かせる
ためにこの絵本を買いました。
下の子に夢中になりすぎで、上の子の気持ちやまなざしを
スルーしてしまわないように。
昔、実家でねこを飼っていました。姉が出産で実家に戻り
初孫の誕生で実家が浮き足立っている間に、そのねこは
姿を消してしまいました。
そのときの状況と、この絵本のねこのせつないまなざしが
リンクして思わず涙してしまいました。
おにいちゃん、おねえちゃんになって自立することも
大事ですが、まずは思う存分、甘えて、やきもちやいて、
赤ちゃん返りが出来るよう、上の子の気持ちに
寄り添ってあげたいと思います。 (いちりんのはなさん 30代・ママ 男の子3歳、女の子1歳)
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