2000年は被爆55周年という節目の年。 長崎に原爆が投下された「あの夏の一日」を、長崎市の協力のもと、葉 祥明さんが平和への祈りを込めて、壮烈なタッチで描きました。 平和な生活を一変させた、原子爆弾の恐ろしさが伝わるとともに、すべてを受け入れたナガサキのこころが感じられる絵本です。 全・英訳付。 帯には、吉永小百合さんから以下のメッセージもいただきました。 「核兵器も地雷もない ほんとうの平和がくることを願っています。長崎からの深い祈りを 世界の人々に伝えてください」
ナガサキがあの夏の日を語ります。
葉祥明さんの絵が静かに訴えます。
原爆を扱う他の絵本は少し生々しくて、子ども達へ届けるには躊躇しますが、
この絵本は作者の画風そのままでおすすめします。
ナガサキが語る、というのも成功です。
ニュースで原爆が語られる頃、お子様にやさしく伝えてあげる際にどうぞ。
我が家では修学旅行で広島・原爆ドームに行った長男に紹介しましょう。 (レイラさん 30代・ママ 男の子11歳、男の子9歳)
|