なんとなく気分がよくなる 絵本になりました。
いきなり登場、パン屋さん。 インタビューのひと、デパート帰りのひと、恋人たち、 おまわりさん、たぶん強盗のひと、文豪のひと…。
なんとなく、なんとなく…と、 どんどん話がつながっていきます。 ところが、このなんとなくが たいへんなくせもの。 なんとなく、なのに なんで?!と 聞きたくなることばかり。
心がゆれる、ひきこまれる。 たのしい混乱とは、こういうこと?
いろんな人が意外なことをするって、なんとなくなのだろうか。
なんとなく理由があるんじゃないかと、なんとなく気になってしまいました。
お巡りさんは、制服でなんとなくボーッとしていてはいけないと思うのですが、仕事中になんとなくボーッとしていたり、なんとなく仕事と関係ないことをしている自分を思い浮かべると、それもありかと考え直しました。
大人が読むと、なんとなく意味深い絵本です。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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