「こどもはみんなしってるよ、おとなの方がいいことたくさんあるんだ!」 男の子は言います。どんなこと? 「テレビのいちばんおもしろいところで寝なくていい、のどがかわいたらいつでもみずを飲んでいい、ちいさなこえであいさつしたっていい。」 ふむふむ。「もしもぼくがおとなだったら・・・。」だったら? 「チョコレートをごはんの前にいちまい食べて、おふろを水槽にして、家でキリンを飼って一緒に寝て・・・。」
いつまでも続きます。おくさんとこどももいつのまにかたくさんいて。やりたい事が次々と。いいねぇ、いいねぇ。最後の方は「パパだから」と段々都合よくなっていますが・・・(笑)。 一冊まるまるやってみたい事のつまったユニークで素敵な絵本。愛嬌のある色えんぴつの絵もぴったり。 ハンガリーからやってきた40年も前の絵本です。読んでいるうちに子供の目線に戻ってしまいます。 既に「おとな」になった身としてすこーしだけ参考にさせていただきます。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
色鉛筆で描かれた愛らしい挿し絵,新鮮な視点で書かれたハッとする文,”こども”ならみ〜んな知ってるコト,今すぐあなたにお届けします!
次々とお小言が出てきます。
どれも日ごろ言ってることだったので
可笑しいやら恥ずかしいやら。
ぼくが大人だったら・・・と男の子の理想が描かれています。
母親から見れば「やりたい放題」
子供から見たら「ストレス発散」なことばかりです。
ぼくの想像がストレートでかわいいです。
大人は(大人になる前は)ぼくのように
「おとなのほうがいいことたくさんある」って
考えてたはずだから大人目線のほうが楽しめると思います。 (事務員さん 30代・ママ 女の子6歳、女の子3歳)
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