「光になった馬。」
ある牧場で生まれた3匹の子馬。 1番目の兄さん馬は元気で走るのが大好き、競馬で活躍しました。 2番目の馬は体が大きくしっかり、荷物運びで活躍しました。 3番目の馬は生まれつきからだが弱く、取り柄がないことを嘆いていました。 ある日、3番目が馬小屋で寝ているとき、一筋のまぶしい光に目を覚ますと、背中に翼が生えていて...。
人は誰でも、その人なりの何かしら、満たされない想いを抱えながら生きていることでしょう。 自分が何の役にも立たないと嘆いていた3番目の馬。 あるとき、自分がどれだけ愛されていたことを知って泣きます。 弟は兄たちの活躍をうらやみましたが、兄たちには兄たちの想いがありました。 この3頭の馬は皆、実は私たちそれぞれが持つ心の一面を表しているのだ、ということに気づきます。 大切なものは、もうみんなが持っている。 日々、一生懸命頑張っていて、でも少し満たされなさを感じた時、 この物語は自分が自分であることの大切さを思い出させてくれるに違いありません。
カップリングの「たったひとつの」は、たとえ誰にも愛されなくても、 誰かに見放されても、わたしの代わりは誰にもできない、と歌います。
このCDブックは、おはなしとイラスト、朗読と音楽で、少し疲れた、 弱った心に元気をもたらしてくれるでしょう。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)
「お話を探しています」。ラジオから聞こえてきた物語が東日本大震災で愛する子どもを失った母親の心に響き、読売新聞の人気投稿サイト「発言小町」で作者探しが始まった。「一番大事な時に、母として何もできなかった事、とても後悔しています。なぜ一緒にいてやれなかったのかと、子どもたちに謝りたい気持ちでいっぱいです。偽善かもしれませんが、せめて、子どもたちが旅立つ時、自由に大空に羽ばたき、今も天国でたくさん遊んでいると思いたいのです(母親コメントより)」。そのお話は、エフエム仙台「Music Temple」のナビゲーターでミュージシャンEPOが自ら作った童話「光になった馬。」だった。この物語を心温まるイラストレーションを添えて書籍化。俳優宮川雅彦氏による朗読と、EPOの名曲「たったひとつの」をセットにした心に響くCDブック。―あなたの代わりはどこにもいない―
三頭の馬
競馬の馬になった
荷物を運ぶ力持ちの馬
病気がちで弱い身体の馬 それぞれに自分の生き方が違うのです
みんな 生まれながらにもっている力や 生き方が違うのですが・・・
病弱な馬は 何の取り柄もないと思いこんでいて 悲しい気持ちで死んでいくのです・・・ かわいそうだな〜
こんなに 自分に自信が持てないなんて言うのは 誰にでもあると思いますが、人の花は赤いと言う諺があるように 人の物がよく見えて、自分はどうしてこんなにも自信がないんだろう。
そんな悩み 分かるような気がします
でも ある時気がついて 自分という人間は 一人しかいなくて大事なものだと気がつけば 生き方も変わるのでは
なかなか 思うようにいかないのが現実かも知れませんが・・・
悲しい死に方の馬ですね
たったひとつのは少し まわりくどいいいまわしだな〜
言いたいことはよく分かりますが・・・
もう少し 詩にインパクトが有ればと感じました
「何のために人は生まれてきたのだろう?」 これは思春期のころ自分に中でも感じた思いですから分かるのですが
繰り返しが多くて・・ 工夫がほしかったです
人にものを感じてもらうというのは 難しいですが 表現の仕方で伝わると思います。
芸実作品を見て感動したり 歌を聴いて 涙したり
感動を与えたり、小説を読んで考えさせられたり いろんな事がありますから・・
CDで歌を聴いていませんから ごめんなさい!
(にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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