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王のたくらみによって父を殺された少女バルサ、そして彼女を救った父の親友ジグロ。故国をすてた二人の旅路を描く守り人短編集。
受賞歴 全国学校図書館協議会・選定図書 日本図書館協会選定図書

本編読了後にシメとして読みましたが、どこが短編なのかわからないぐらいちゃんと繋がっていて、バルサとタンダの成長が追え、スルッと読めました。
タンダらしさ、バルサらしさがしっかり出ていて、こういう過去の上に三十路の二人があって、本編を立てる一冊としてよく出来ていると思いました。
長く書いているうちに、自然と出来た物語を最後に出されたのではないかなと感じました。
シリーズが好きな人は、(最後に)読むべし。 (てぃんくてぃんくさん 40代・せんせい 女の子12歳)
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