身近な食べものが動きだす、赤ちゃんから楽しめる大人気シリーズ「おいしいともだち」。 第7弾の主人公はおいもさんです。
目を覚ましてよいしょよいしょと地面から顔を出したかと思えば、 このおいもさんたち、なんと自分たちでつるを引っ張って「いもほり」をしちゃうんだから驚き!! 力を入れすぎて「すっぽーん!」ほりだされたおいもさんたちは、みんな一斉にごろごろ転がって、 今度は水にぼっちゃーん。 「ひゃ〜つめたい」 そこで登場するのが、待ってましたのお馴染みの決めゼリフ。 「しんぱいごむよう!」 さて、今回このセリフを言っているのは誰なのでしょう…? この後は思いも寄らない展開になっていき、びっくりしながら期待もしつつ(笑)、 最後の場面ではやっぱり美味しそう〜とにっこり笑顔になっています。
楽しい言葉でテンポ良く進むお話と、鮮やかなピンクが愛らしいおいもさんたちの大活躍ぶり。 今回も存分にとよたかずひこワールドをお楽しみくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
おいもさんたち、じめんから顔をだしました。つるを力いっぱいひっぱったら…「すっぽーん!」 ごろごろ坂をころがって、水におちてしまいました。 「ひゃ〜つめたい」そこへ“ぽっぽっぽっ”とやってきたのは……?
かわいくて美味しそうな、おいしいともだちシリーズ。
おいもさん、誰かに収穫されるのではなく、なんと自分たちで土の中から出てきます。
そして、ゴロゴロ転がって、水にぼっちゃーん。
お水からあがって、ブルブル震えるおいもさんのところへ、しんぱいごむよう!と現れたのは、なんと火!熱くないのかな?
でも、喜んで焼きいもになっていて、最後はとっても美味しそう!
なんだか安心して読める楽しい絵本です。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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