主人公は幼虫。幼虫のようちゃん。 ようちゃんって言われても・・・と思ったとしても、虫が苦手なママの声はそっとしまっておきましょう。
虫と対等に友だちになるっていうのは、男の子たちにとっては憧れのことなんですよね。 ようちゃんと人間のけんちゃんは大の仲良しなんです。 大きくなったらカブトムシになるのか、クワガタムシになるのか、 けんちゃんは今か今かと楽しみにしています。 大きくなるために、けんちゃんもようちゃんもよく食べ、よく鍛え、よく寝ます。 その張り切りようといったら! ようちゃんに夢中になっているけんちゃんの無垢な表情がかわいくて仕方ありません。
春になり、ようちゃんはさなぎになります。そしてとうとう夏が来て・・・。 ようちゃんは大人になったのです!あ、これは!?
かつてこんな男の子であっただろう、サトシンさんと塚本やすしさんの息もぴったり。 元気いっぱい、夢がいっぱい、虫に夢中な男の子と一緒に読みたい絵本です。 夏休みには絶対おすすめですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ぼくは幼虫のようちゃん。人間のけんちゃんとは、大の仲良し。 カブトムシかクワガタかと、楽しみにしているけんちゃんのためにも、 早く大きくなりたいな。ところが、成虫になったぼくは……。 虫と少年のかわいい友情を描きます。 虫好きの男の子にぴったり。夏休みに読んでほしい絵本です。
はやく大きくなりたい幼虫のようちゃん。
大きく、強くなるために、ともだちのけんちゃんと頑張ります。
いよいよ大人になるとき、娘と共にドキドキワクワク。
あまりにじらしすぎたせいで、娘に「はやく見せて!!」と怒られました。笑
ユニークなお話で、ダイナミックな描写が子どもにうけると思います。
大人になって、はい、おしまい。とならないところもまたよいです。
娘はお話が分かっていても何回も読んでほしいと持ってきます。
楽しく元気になれる1冊です。 (こりえ♪さん 40代・ママ 女の子6歳)
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