「もりのてつどう」は冬の間、雪がとけるまではおやすみです。 大掃除を終えた駅長さんがほっと一息ついていると・・・
シー ゴトン、ナイショ ナイショ・・・ シー ゴトン、ナイショ ナイショ・・・
聞きなれない音を出しながら、 あかいでんしゃがゆっくり走り出した!? 一体だれが運転しているのでしょう。 びっくりした駅長さんが運転席をのぞいてみると、そこにいたのは?
ナイショ ナイショって音を出しながら真っ白な雪の中を走るあかいでんしゃ。 何だかすごくワクワクしませんか? 立ち寄る駅も聞いたことのない駅名ばかり。 線路だってトンネルを抜けた先だって、いつもとちがう! いろいろなしかけを使いながら、駅長さんと読者のみんなを楽しませてくれるんです。
子どもたちが大好きな電車が主人公の「薫くみことかとうようこのあかいでんしゃ」シリーズ。 最新作は冬にぴったり、ほのぼのと楽しいファンタジー絵本です。
え、結局運転士は誰だったのかって? それはもちろん・・・「ナイショ ナイショ」。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ほのぼのとした絵とたくさんのしかけが楽しい〈あかいでんしゃ〉シリーズ。 産経児童出版文化賞・ひろすけ童話賞受賞作家の薫くみこのやさしく語りかける文章と、かとうようこの明るいイラストがベストマッチ! あかいでんしゃに乗せて、子どもたちをわくわくするファンタジーの世界へご案内します。 冬休みの鉄道、大掃除を終えてほっと一息ついていた駅長さんは〈シー ゴトン、ナイショ ナイショ……〉と、あかいでんしゃが動き出すのに気づきました。ないしょの駅に到着し、ないしょの山を登り、ジェットコースターのように駆け抜けて……そうして真っ暗なトンネルを抜けた先に待っていたものは――? 冬のプレゼント、でんしゃが好きなお子さまにはぴったり。「ナイショ ナイショ」と興味を引き立てて、次のページがわくわく待ち遠しい。しかけも盛りだくさんで、2、3歳のお子さまから幅広く楽しんでいただけます。〈あかいでんしゃ〉シリーズとして他にも色々な季節が舞台になっています。
「薫くみことかとうようこのあかいでんしゃシリーズ」 好評発売中。 ● 『みんなでんしゃ』 ● 『ぎゅうぎゅうでんしゃ』 ● 『つみつみでんしゃ』 ● 『ぞぞぞぞでんしゃ』
可愛い絵に魅かれて、私が図書館で借りてきました。まず絵がとっても可愛くて、いろんな動物達も出ていて、3歳次女は大喜び。赤い電車を動物達が大掃除するところでは、動物達の様子をずっと説明していました。
冬の間はお休みするはずの赤い電車がいきなり動きだし、運転席には雪だるまくんが…。しかけ絵本にもなっていてとても楽しめました。2、3歳くらいの子が大喜びする絵本だと思います。 (きーちゃんママさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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