そうたの家に、じいちゃんがやってきてひと月。 おっかなくてあまり笑わず、ほとんどしゃべらないじいちゃんを、 家族は心配しています。 そんなじいちゃんの元に届いた一通の手紙。 差出人は「ネコジャラシはらっぱの モグラより」 そう書いてあって…。 モグラからの手紙が気になって仕方ないそうたと、 気難しく見えるじいちゃんの関係を軸に、 人と人とのつながりを優しく描く物語。 【作者あとがきより】 いままでいっしょにくらすことのなかった人がやってくる。 ……人がやってくることは、どんなことよりもすてきなことだとおもいます。 なにか新しいはじまりが、そこにはいつもあるのですから。
最初は怖そうなおじいちゃんにおっかないなと感じていた孫息子だったけれどモグラからお手紙が来てネコジャラシハラッパへ行くことになりました。おじいちゃんとの二人旅。モグラとの初対面に感動!お話に引き込まれたようで楽しく読了しました。まだ、おじいちゃんのこの旅の本当の目的と、もぐらからの手紙が本当は誰からだったのかを読み取ることはまだ少し先かなと思いますが、それよりもこの本を親子で楽しむことが出来て良かったです。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子4歳)
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