とってもキュートなふたごのうさぎ、「へっぽこまじょこ ニコとニキ」シリーズの２作目が届きました。シリーズを手がけているのは「くまのがっこう」のあいはらひろゆきさんとあだちなみさん。今回はキャンプのお話のようですが、いったいどんな事件（！？）が巻き起こるのでしょうか？
フランボワーズ魔女学校に通うニコとニキ。学校での魔法の勉強はとってもわくわくするけれど、ふたりはいつも失敗ばかりで「へっぽこまじょこ」と呼ばれています。そんな中、毎年恒例の魔女学校大キャンプ大会の時期がやってきました。ニコとニキはチーム分けで、大の苦手のクラスメート、パトリシアと同じチームに！まったくついてない、と思ったら、早速パトリシアはふたりのじゃまばかり。そのうち、ひとりだけふわふわぐもにすわってご飯を食べ始めちゃって…。けれど、急に強い風がびゅーんとふいてきて、パトリシアはくもの上からがけの下にまっさかさまに落っこちてしまいます。
「いじわるばっかりするからいいきみよ。パトリシアなんかほうっておけばいいんだわ」
でも本当にそう？ニコとニキはどうするのでしょう？
２作目も、赤いとんがり帽子に茶色いマントとリボンをつけたかわいいニコとニキが大奮闘。いつも失敗ばかりだけれど、迷った時にはおばあちゃんの言いつけを思い出し、優しい気持ちを忘れないふたり。そんなふたりが頑張る姿についつい、エールを送りたくなってしまいます。ニコとニキはこれからどんな魔女に成長していくのでしょう？ますます目が離せなくなりそうです。
（秋山朋恵 絵本ナビ編集部）
双子のうさぎニコとニキが魔女学校で活躍！
学習雑誌『小学二年生』で連載され好評を博した「へっぽこまじょこニコとニキ」のシリーズ第2作が、絵本になりました。
ふたごのニコとニキは、フランボワーズ魔女学校に通う、うさぎの女の子。失敗ばっかりで、先生からは「へっぽこまじょこ」とよばれています。
さて、この魔女学校では、毎年夏にチームにわかれてキャンプ大会をします。ニコとニキのふたりは、なんと苦手なパトリシアと同じチームになってしまいます。はたして3人は無事にキャンプできるのでしょうか？
編集者からのおすすめ情報作者のあいはらひろゆきさん（作）とあだちなみさん（絵）は、「くまのがっこう」や「フラニーとメラニー」など数多くのベストセラー絵本をつくりだしているコンビです。お忙しいおふたりもこのシリーズを気に入って、一生懸命つくってくれました。3年越しで出来上がった「ニコとニキ」シリーズ第二弾です。
ふたごの魔女、ニコとニキがとってもかわいい。
そして、かわいいだけでなく、誰にでも親切にしようというメッセージを素敵に伝えてくれる絵本でした。
どんなにいじわるをしてきた相手でも、ピンチの時には手を差し伸べる、そうしてお友達を増やしたニコとニキの姿は、幼児の参考になったと思います。
（みっとーさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子4歳）
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