9歳の男の子ネートが身の回りで起きる事件のナゾをといて活躍する「ぼくはめいたんてい」シリーズの最新刊が、このたび30年ぶりに日本で翻訳発売されることになりました!今回はネートにどんなナゾがやってくるのでしょう。
事件は、ネートの家の玄関に「なぞのかみきれ」が落ちていたところから始まります。かみきれには「うたい」ということばが書いてあってまわりがやぶられています。これってどんな意味?いったい誰がかみきれを置いていったの?ネートは、まず辞書で「うたい」からはじまることばを探します。けれど、「うたい」がはじまりの部分とは限りません。ことばの真ん中か、最後の部分か、それとも長い文章の一部なのかも!?
キーワードは、ことば遊びと消える文字。ネートと一緒に頭をひねらせて考えてみて下さいね。巻末には、お話に関連して“きえるメッセージのつくりかた”が紹介されています。「きえるインク」で、なぞのてがみが簡単に作れちゃいますよ。
この後も、続々と新しいお話が刊行される「ぼくはめいたんてい」シリーズ。すべての文字にふりがながついているので、はじめての読み物としてもぴったり。マーク・シーモントさんの温かみのあるユーモアたっぷりの挿絵と、訳者の小宮由さんの柔らかな語り口が、子ども達の読書をやさしく応援してくれます。さあ、ネートと一緒にナゾを解こう!
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
ネートの家の玄関前に残されていた、やぶられたかみきれ。名探偵ネートとあいぼうの犬のスラッジがなぞときをはじめると、それはネートにあてた差出人ふめいの招待状だとわかってきて……。いったいだれがかみをやぶいて、置いていったのか?世界24カ国で翻訳されている、大好評の「ぼくはめいたんてい」シリーズ、待望の新作第2弾登場です!
「ぼくはめいたんてい」は、娘たちが小さいころ大はまりしてよく読んでいたシリーズです。意外にも本格的な推理ものなので、私も一緒に楽しみました。
続きのお話で未読のものがあったので、最近、また読み直しています。
今回のお話では、なんとネートの友だちが、ネートが本当の名探偵かどうかを試した様子。それだけみんなに広く知られる存在になったんだなと感じました。
巻末には「消えるメッセージのつくり方」が紹介されていました。真似して自分でも作ってみたいです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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