てのひらにのる小さなお話集です。幼児から小学校中・高学年までたのしめる日本や外国の昔話、創作、わらべうた、指遊びなどを数編ずつ収録。いずれも実際に子どもたちに語った経験をもとに編集しています。1973年刊行開始以来、語りのテキストとして圧倒的な支持を受け、現在までの総発行部数が182万部のロングセラーです。図書館、文庫、幼稚園・学校、家庭などでの読み聞かせにもご利用ください。 マッチ売りの少女/鳥になりたかったこぐまの話/絵姿女房/コヨーテとセミ/海の水はなぜからい
児童担当の図書館員や、おはなしのボランティアにとっては、知らない人はいないといっていいほどの定番ですが、一般にはあまり知られていないかもしれません。
でも、語りをしていない人にとっても、とてもおすすめです。
読んであげれば、子どもたちは耳で聞く読書を楽しむことができます。
小さな冊子ですので、バスや電車の移動中や、トイレでも(笑)ちょっとした時間に、1話ずつ、自分で読んだり、子どもたちに読んであげるのに、おすすめしたいです。
セレクトされたお話は、昔話を中心に、今の子どもたちに是非届けたい、質の高いものばかりです。
また巻末の、対象年齢の目安や、お話のウンチクなどの簡単な説明も参考になります。
大社玲子さんの挿絵が素朴でかわいいです。 (ピンピンさん 50代・その他の方 )
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