人気のあなあきしかけえほんシリーズです。 ふわふわなあひるのぬいぐるみが、あなから顔をのぞかせている様子がキュートでユーモラスです。かくれんぼしているあひるのこは、いったいどこへ行ってしまったのでしょうか?ハッピーエンドにほっとする、とてもかわいらしいしかけえほんです。
穴あきの仕掛けの中には、触り心地のいいタオル地のあひるの子がうめこまれています。ページをめくるたびに1わ、また1わと少なくなっていき、とうとう最後には‥‥!
と書くと、サスペンス調なのですが、実際にはほのぼのしていて、ハッピーエンドの楽しい絵本です。
お話は「あれ、これで終わり?」という感じで、私的にはもうひとひねり欲しかったのですが、仕掛けのアイデアは見事です。まさに、「目から鱗」でした。すごくシンプルなのですがなかなか思いつかないよなぁ、と感心してしまいました。仕掛けが丈夫で、めくるのも難しくないので、お話し会の導入の絵本としても最適です。こんな言い方が正しいのかわかりませんが、絵本とおもちゃの中間に位置するもの、という感じがしました。インパクトの強い絵本です♪ (すずらんぷさん 30代・ママ 女の子11歳、女の子9歳)
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