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サルに歩みののろさをバカにされたカタツムリは、それならどちらが先に3つの山と3つの谷をこえるか、競走をしようと申し出ました。カタツムリは親類縁者を集め、3つの山と3つの谷のあちこちに先に散らばっておいて、みごとサルをうち負かしました。タイの難民キャンプに暮らすラオス少数民族の子どもたちが、得意の刺繍で自分たちの昔話を描いた絵本です。(こどものとも年中向き94号)
挿絵が刺繍でできています。
ラオスのモン族の子ども達の手によるものだそうです。すごーい。
このお話は、その土地の民話です。
「ウサギとかめ」によく似たお話でした。
小さな力でも、協力し合えば大きな事が成し遂げられるって感じの事が読み取れます。
子どもと一緒にこんな絵本、作ってみたいなあと思いました。 (nicokomiさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子3歳)
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