どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)
SNSで話題となり発売即重版! 入園・入学準備にもぴったりの一冊。
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4件見つかりました
表紙に箱が書いてあってこのタイトルです。内容は想像できます。 これが図書館の「友達の本」というコーナーに置いてあり、 「なんとブラックな。これは絵本?」 そんな第一印象に引っ張られて読みました。 あぁあぁもうもう想像通りです。 だんだん閉じてゆく心、捻じれて動かぬ口元、小学校高学年くらいを思い出します。 中二の思春期娘もさぞ共感するかと思いきや、表紙に一瞥くれ「そんなことしたら不便やん(生きていけないよ)」と一蹴。ちょーっと大人でした。 小学校中高学年が気に入るでしょうかね。 意外だったのは自分も箱に入ってしまうこと。自己嫌悪も描かれておりました。 ここまで描くなら、自己嫌悪を癒した後にいつもの生活に戻った様子も描いてホッとさせて欲しかったかも。 こんなことあるよね、でも後悔しちゃうよね、でも大丈夫だよと一時のことだよと感じさせてくれたらよかったな。
投稿日:2016/06/20
ある日とつぜん、世界が灰色に見えてしまった男の子が、「いやなものを何でもすいこんでくれる魔法の箱」を手に入れます。 男の子は、嫌いなものをドンドン消していき・・・。 定番、だけれど、大事なテーマを扱った一冊。 絵は、細い線で描かれていて、エンディングを迎えた後、幸せな気持ちのときも、なんだか皆さん、頼りなく悲しそうに見えます。 好みが分かれる絵、なのかもしれないと思いました。 同じテーマの本を集めて、読み比べてみるとおもしろいかもしれません
投稿日:2021/04/05
ぼくの嫌な物、いなくなればいいと思う物を吸い込んでくれる魔法の箱を手に入れる。はじめはどんどん消えてなくなっていい気分になっていたけど、気がつくとぼく一人ぼっちになってしまっている。ごはんもなんだか美味しくないし、TVを自由に見れたって面白くない。結局自分も魔法の箱に吸い込まれていらないと思ってたはずの人や物にまた出会える。 ドラえもんにも似た話がある。自分はわるくないのに、何故怒られる?隣は何故うるさい?僕はちっとも悪くないのに!と自分の主張ばかりしてしまう。人との付き合いは相手も認めて自分も認めてもらい成り立っていると思う。嫌だから消してしまう。今の時代の少年犯罪と少し重なって思えて怖い気もする。
投稿日:2006/09/14
「このはこは いやなものを なんでもすいこんでくれる まほうのはこです」 この絵本に出会って、ドキドキしてしまいました。 いやなこと、いやなもの、きらいなひと。 自分がいやだと思っただけで、その箱はそれを吸い込んでくれるのです。 うるさい弟、学校の友だち、先生、すぐ怒るお母さんまで・・・ うちの子たちがこの箱を見つけたら、何を吸い込むんだろう? 私も吸い込まれそうで、ちょっとこわかった・・・。 箱に色がついているだけで、すべて黒の線描きの絵本。 その絵が「いやなこと」「いやなきもち」を良く表していると思います。 ひとつ、ちょっとだけ残念なのは、最後が箱の中で終わっていて、元の世界に戻ったのかどうかが明解ではないこと。 お母さんや、みんなに会うことができて、安心はしました。 最後のページで、箱に吸い込まれたみんなが列を作っているので、戻ったことはなんとなくわかりますが、小さな子どもには、理解できないかも。 私個人はこのタイプの絵本は好きです。読んであげるとしたら、簡単なブラックジョークがわかるようになった高学年から、大人向けの絵本なのかな、と感じました。
投稿日:2006/05/07
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