「ボンとハレトモのぼうけん しゅばばばばばばびじゅつかん」 みんなの声

３年生の次女も、６年生の長女も、口を揃えて「これ楽しい！」と言っています。
ボンとハレトモが、美術館へ行きます。絵の前で呪文を唱えると、なんと絵の中に入り込んでしまって。。。
細かい絵の中に、いろんなシーンがちりばめられています。一つ一つ見ていくのは、とても楽しい作業でした。
無事、元の世界に戻れた二人ですが、あれ？絵が変わってる？モナリザが日本髪を結っているのは笑えました。

図書館で読んでみました。
ハレトモと仲良しのリスのボンが、美術館に行きます。
なんだか、えらく混み合った美術館で、
有名どころがぎっしり並んでいます。
ツタンカーメンの壁画の前で、何の拍子か吸い込まれてしまった二人は
昔のエジプトに行ってしまったみたいですが、その次は？
どんどん色々なところに行きますが、最後はやっと振り出しに戻れたようでした。

細かくたくさん描きこまれた絵が好きなので手にとりました。
名画の中に入りこんだり、絵の中の人物が出てきたりするコンセプトが面白いです。
私だったら、あの絵の風景に入ってみたいなぁ、などと想像がふくらみました。
逆に、もし絵の中からアレが出てきたら大変！というのも思い浮かびます。
最後、有名な絵があまりにも変わってしまう姿には、少し困惑しました。
奥付けに「参考にした作品」のリストがあります。
表紙、裏表紙でも絵の中から名画を見つけ出す楽しみ方ができます。

絵画の中に入ってしまうという、とても楽しいストーリーの絵本です。
絵画の中の世界ってどんなことが起こっていてどんな人たちがいるのだろうと、わくわくします。
もし自分も入ってしまったら・・・と、読み手の想像力も膨らむ１冊にも思いました。

ボンとハレトモが絵の世界に入ってしまうという
お話です。有名な絵の中で二人が楽しむのが
いいですね。この二人が絵の世界に入ったあと
絵がかわります。こんな絵になるのね。と楽しめました。

ただ、個人的にはどうしてこの絵が描かれたのかとか
そういうことを知りたかったかな？

大人は有名な4つの絵画と像ですが、こどもも知っていると
より楽しめると思います。

美術館を訪れたボンとハレトモ。
不思議な呪文で、名画の世界に迷い込むのです！

いつもは動かない名画が動いてる！
この背景の向こうには何があるのかな…？

想像していたようなこと、想像もつかなかったことを、この本の中では見ることができます。

名画の世界を堪能して、現実にもどった時、更にすごいことが起こってました！これがもう傑作！！

まぁ、“しゅばばばばばば”は読みにくいですけど…（笑）
それも愛嬌！
陽気になれる美術館です！