「巨大空港」 みんなの声

「福音館の科学」シリーズ。
題名の通り、成田空港について、ダイナミックに描いてあります。
横長の装丁は、見開きでダイナミックな画面となり、迫力満点。
さらには観音開きのページもあり、圧巻です。
これは、空港の断面図であり、施設が丸ごと俯瞰できるのが素晴らしいです。
乗客やスタッフの動きも丁寧に描かれています。
自転車用の輪行袋、副操縦士の女性など、みどころが尽きません。
もちろん、離陸のあの瞬間も臨場感たっぷり。
朝から夜間まで、多くの人々の作業によって、快適なフライトが支えられているかと思うと、
感謝の気持ちでいっぱいです。

鎌田さんの絵本で、働く車、新幹線など色々と勉強させていただいています。今回は空港について。３歳息子は飛行機に乗ったことはあるものの、小さすぎて記憶がないため飛行機ってどんなの…？という感じで読んでいました。空港での色々なお仕事が紹介されます。
コロナが落ち着いて、空の旅も気軽にできるようになるといいですね。

一度は飛行機に乗ったことのある子なら、分かる分かる！これやったねぇ。と、ひとつずつのシーンを思い出しながら楽しめる絵本です。そして、荷物の先とか、自分たちが下りた後の飛行機の整備とか、見えていない部分も見ることができ、おもしろい。
空港って、たくさんの人が働いていて、それがとっても上手にかみあってミスなく人と荷物を一緒に送れるんだなぁ〜って、大人も感心しちゃいました。

「はこぶ」や「はしる！新幹線シリーズ」など、鎌田歩さんの乗り物や仕事場を描く絵本が好きで、親子で楽しんでいます。
こちらは、成田空港の1日を描いた絵本。
空港を訪れる旅行者だけでなく、空港で働く人々、そして、活躍する乗り物たちがたくさん描かれています。
観音開き横長４ページ大に開けるページがあるのですが、そこに描かれた空港ロビーの断面図は圧巻でした。
今、なかなか海外旅行に行くチャンスがなく、空港にも長く足を運んでいませんが、こちらの絵本を見て、雰囲気を楽しめました。

私の住んでいる近くに空港があり、なんとなく飛行機に親近感を持っている私。思わず手に取ってしまいました。飛行機というとパイロットやCAさんなどが有名ですが、いろーんなお仕事があるんですよね。大きな絵本で空港の１日を細かく書いてくれているので、あっという間に本の中に引き込まれてしまいました。