娘は自分の思いを伝えるのがとっても苦手。発達という意味では歳相応にまで成長していないらしい。
そんな娘に私自身が心を伝えたいと思って読みました。
絵が、子どもの絵だったことから関心を持ち、それが素直に心を打ったようです。
絵に描かれた表情にとても興味を示していました。
文章の「あなたならどうする?」を娘の名前に置き換えて読むと、ポロリポロリと自分の思いが。
そして湯水のごとく話が流れ出しました。今更の話ではありましたが、こんな恐い夢を見たとかこういう時はイヤなのだとか、少し正面から向き合えたような気がします。
良くも悪くも激情に駆られた時、伝えたいのは私(母)だそうです。とりあえずは悩む様子もなく、思いを伝えられる相手がいるのだということに安心しました。
なかなか思いを言葉にするということって伝えにくいのですが、この本では実感を伴って掘り下げて考えられるようでした。
「この本を読んだから、こんなに喋りたいことが出てきたんや」とのことでした。