「マッチうりの少女」 みんなの声

娘が幼稚園の図書室から自分で選んで借りてきました。
可愛らしいイラストが娘好みだったし、楽しい話だと思ったのでしょう。
私自身は、この手の「名作」と呼ばれるものは、救いようのない暗さが充満していて、自分では選びません。
なので、今回は誰もが知っている話を話して聞かせるという意味でいい機会を得ました。

しかし…。
やっぱり、この世の厳しさしか表れない展開。
「誰も、マッチを買ってくれない上に馬車に轢かれて商品が売り物にならなくなった」あたりで、娘は無言に。
読み聞かせしている私も、途中から読むのが嫌になるほど苦しくなってきました。
裏テーマとも取れそうな「安楽死」の文字も脳裏によぎりました。

最後の人々の反応に至っては、あまりに勝手すぎて腹が立ってくる始末。
腹が立つのは私の感性の問題で、子供には無関係なことなので彼女にはこういう作品も含めて色々なストーリーに触れさせたいと思いました。

私が小さい頃にも似たような絵本があったように記憶しています。
小さいサイズで、しかも安いので、お出かけ先などで読むときに重宝しています。
いわゆる本格的な童話ではないですが、ストーリーを簡単に知るという点では使いやすいですし、特に小さい子の場合、はじめはこのようなシリーズから学ぶというのもありだなと思いました。

小さなお子さんに読み聞かせするなら，こういうアニメっぽいイラストの絵本もいいのかもと思いました。
イラスト満載で意外とよく聞き入ってくれるという印象を受けました。
幼児向け絵本シリーズです。
長く読み続けるには不向きですが。

マッチ売りの少女、こどもの頃に、よく読みました。
久しぶりに読んでも、やっぱりせつないです。

こんな幼い女の子が、こんな寒い中で、暖をとる手段はマッチのみ。
現れては消える、まぼろし…。
翌朝、冷たくなって発見された少女。でもその表情は、まるで微笑みを浮かべているかのよう…。

こどもごころに衝撃でした。
アンデルセン童話は、せつないお話が多いですが、どれもこれもこころに響きます。

そして、このシリーズは、コンパクトで読みやすくて、とてもいいです。
お出かけの待ち時間にも大活躍！
永遠の名作、ちいさな子にもオススメです！

避けてはとおれないマッチ売りの少女
息子も４歳になったしと読んでみるものの
不可解なことも多く、結末には相当ショックだったようで
悲しいような怒ってるような感じでした

なぜお父さんが怒るのか
なぜ家に帰らないのか
なぜマッチを買ってくれないのか
なぜ食べることができないのか…

そうやって
今、自分が当たり前と思って暮らしている環境が
恵まれていることを気づくのでしょう

６歳の娘が図書館から借りてきましたが、小さい子向けの本じゃないの？と思っていました。しかし意外と文字が多く、ページ数も多かったです。最後が可哀想で泣けます。娘もしんみりしていました。