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ばあばに えがおを とどけてあげる」 みんなの声

ばあばに えがおを とどけてあげる 文:コーリン・アーヴェリス
絵:イザベル・フォラス
訳:まつかわ まゆみ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2021年09月21日
ISBN:9784566080768
評価スコア 4.14
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  • よろこびって何だろう

    普段何気なく使っている言葉ほど
     その意味を人にうまく伝えられないことがあります。
     イギリスの作家コーリン・アーヴェリスさんが文を書いて
     イザベル・フォラスさんが絵を描いた
     『ばあばにえがおをとどけてあげる』という絵本には
     「よろこび」という言葉の意味を
     主人公のファーンという女の子がママに訊ねる場面があります。
     ママが答えます。
     「ひとのこころをしあわせにして、めをかがやかせるものよ」
     なんて、素敵な答えでしょうか。

     ファーンがそんな質問をしたのには
     理由がありました。
     ファーンが大好きなばあばが最近元気がないからです。
     どうかしてばあばを元気にしてあげたい彼女は
     町に出て「よろこび」を捕まえることにしました。
     ファーンには町は「よろこび」に満ち溢れています。
     子犬のにこやかな顔、小さな女の子の笑顔、池の水のきらめき、
     でも、それを捕まえることはできません。
     仕方ないので、ばあばに自分がみた話をしてあげました。
     すると、どうでしょう、ばあばの顔に笑顔がもどりました。

     何気なく「よろこび」という言葉を使い、
     それをとても大層なものに思っているかもしれませんが、
     よく見ると、この世界にはたくさんの「よろこび」に満ちています。
     この絵本に出会えたのも「よろこび」。
     ちなみにこの絵本の原題は「joy」、「よろこび」です。

    投稿日:2023/01/15

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  • わーい!を探す

    カラフルな表紙のイラストと、楽しげなタイトルにひかれ、手に取りました。
    笑顔が消えてしまったばあばのために、喜び探しをするファーン。「わーい!を探す」という表現が、可愛かったです。
    ファーンの優しい気持ちに触れて、ほっこり温かな気持ちになりました。ラストシーンのたくさんの笑顔に癒されます。

    投稿日:2022/09/13

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  • 形のないものを、捕まえる難しさ

    「わあーい!」ってなるもの。人がそうなってくれるものを見つけるのって、大人でも難しい。家族となると、そこに何らかの忖度が発生してますます難しかったりする。
    けれど、このお話では主人公が自分なり色々と考えて、
    最後はハッピーエンドにもっていくところが良い。
    正解のない答えを自分で出そうとする点に意味があるのだろう。

    投稿日:2022/07/29

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  • 喜び探し

    2022年読書感想文コンクール小学校低学年の部課題図書。
    『JOY』が原題。
    このシンプルさにしびれます。
    イギリスの作家さんによる文章、ドイツチューリッヒ在住のイラストレーターさんによる絵の作品。
    ばあばが大好きなファーンが、笑顔の消えたばあばのために、
    喜び探しをするおはなしです。
    高齢化社会においては、こんな光景は子どもたちにとっても身近になりつつあるので、
    ファーンが喜び探しに奮闘する様子は共感どころでしょうね。
    それにしても、なかなか難しいお題です。
    ファーンが子どもらしい発想で喜びを探索する様子に
    こちらまで考えさせられます。
    でも大丈夫。
    ファーンは知らず知らずにしっかりとミッションを達成していたようです。
    この着地がお見事で、ほっこり気分です。
    物語に登場するバタフライのように、さわやかな読後感です。

    投稿日:2022/06/20

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  • 課題図書2022低学年です

    今年(2022年)の読書感想文コンクール課題図書、小学低学年の部に採択された絵本。高齢化社会で、高齢でも元気に働く人も多いイメージだけど、体調や精神的な老いはやってくる…。子ども世代に迷惑かけたくないと一人暮らしの人も多いような。時代を映し出す課題図書ですね。

    投稿日:2022/05/11

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  • ばあばを笑顔にするために

    最近笑顔を見せなくなったおばあさんを、元気づけるためにファーンは、「喜び」を集めに出かけました。
    ファーンは喜びの光景をいっぱい見つけることができましたが、喜びは形のないもの、捕まえることのできないものでした。
    それでも、そのことをいきいきと話すファーンに、おばあさんはすっかり元気を取り戻したようです。
    ハッピーエンドが素敵なお話ですが、最初のおばあさんが思い切り暗かったので、ちょっと心配。
    ファーンがおばあさんの家を訪れる日が多いことを期待します。

    投稿日:2021/10/25

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