文字は殆どありませんが、絵の迫力が素晴らしく、本当に映画を見ているようでした。
しかも、3D?!
今にも蛙がこちらに飛び込んでくるような、
蛙を乗せた睡蓮の葉UFO?が、風を切る音が聞こえてくるような
そんな気がしてしまうのです。
息子へ読み聞かせるとき、どう読んだらいいか迷いましたが、
ちょっと効果音を入れつつ、絵をよく見てもらえるよう、ゆっくりページをめくりました。
初めは戸惑っていた様子の息子でしたが、
蛙が洗濯物に突っ込んだあたりで笑いだし
犬への逆襲をかける頃には、手を叩いて喜んでいました。
ありえない!でも、もしかして・・・?
ハラハラし通しの「かようびのよる」の騒動、ラストのオチが最高でした。
リアルでいて、人間味たっぷりの蛙達が
愛嬌があって可愛いような、やっぱりちょっと気持ち悪いような・・・。
絵の好き嫌いはあると思いますが、他の作品とはひと味もふた味も違う異色作。
お子さんから大人の方まで、ぜひご一読ください!