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大雪」 みんなの声

大雪 作:ゼリーナ・ヘンツ
絵:アロイス・カリジェ
訳:生野 幸吉
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2018年11月26日
ISBN:9784001126761
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,886
みんなの声 総数 13
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  • 思い出の木

    横長の絵本です。

    少し大きなサイズだと思います。

    表紙の絵を見た時、

    あまりテンションがあがらず

    ちょっと怖い気もしました。

    この2人は兄弟です。

    兄のウルスリと妹のフルリーナのお話です。

    2人は明日のそり大会に向けて準備をします。 

    タイトルにもあるようにとにかく大雪

    兄は飾り使う糸が欲しくて妹を使いに行かせました。

    こんな大雪の中、

    とんでもないお兄ちゃんだなと思いました。

    戻って来れるのか、いやそもそも前に進めるのか?

    自然の恐ろしさもわかりましたが、

    子供が楽しい行事のために一生懸命に

    なっているのもわかりました。

    表紙の絵を見た時と印象は変わり

    読んでいるうちに絵にはまっていきます。

    右にはカラー付きの絵

    左には文字とモノトーンの絵。

    私はどちらかと言うとこのモノトーンの絵が

    この絵本の味を出しているように思いました。

    最後のページが一番好きです。

    兄弟揃ってハプニングを乗り越えて

    過ぎ去った冬に持ち帰ってきたわかい木を植えました。

    後ろでたくさんの動物がその様子を見てました。

    この木のおかげで妹は助かったんだと思うと

    思い出の木ですね。

    投稿日:2021/10/09

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  • アルプスの自然の厳しさと美しさ

    雪の本が読みたくて、手に取りました。
    アルプスの山に住む、ウルスリとフルリーナの兄妹が主人公。
    明日のソリ大会に向けて、ソリに飾る毛糸の房飾りを買ってこいと、フルリーナを雪の中、使いに出したウルスリ。
    でも雪が激しくなって…
    大きなサイズの絵本なので、アルプスの自然の厳しさと美しさが、とてもダイナミックに描かれていて、惹きつけられました。
    兄妹の別のお話「ウルスリのすず」と「フルリーナの山の鳥」も読んでみたくなりました。

    投稿日:2021/01/08

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  • 雪国への共感

    スイスの冬は、美しさと厳しさが背中合わせなのだと実感しました。

    左はモノクロ、右はカラーの挿絵です。

    しかも独立しているのではなく、絵でお話がつながっているという凝った

    作りになっていて、丁寧に見ていくと、お話の理解度がぐんと増します。

    子どもといえども、家畜の世話から、雪の中の買い物、橇の装飾、

    何から何まで、自分で行動する暮らしです。

    美しく飾り立てた橇は、冬の厳しさを逆手にとって、楽しんでしまおうとい

    う心意気でしょう。

    この本を読むと、私たちが、文明の進歩の中で失ってしまったものが何

    だったのかを、はっきりと感じます。

    投稿日:2015/02/12

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  • 雪国の楽しさと大変さ

    今年も大寒波が来たので借りてきました。

    雪国ならでは!のそり大会。準備するころからなんだかワクワク
    楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
    が、やはり雪国。お買いもの一つ行くのも大変です。

    雪崩に巻き込まれるなんて大事件ですが
    物語はたんたんと描かれている分、
    妹をうまく使った兄が、心配したり後悔したり
    探しに行く決断や見つけ出すところなど
    兄の気持ちの揺れ動きがひしひしと伝わってきました。

    投稿日:2014/02/07

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  • 雪山の怖さと楽しさ

     カリジェの絵本、3作目。
    ウルスリとフルリーナきょうだいとも、すっかりお友達になったように感じている娘ですが、私も娘も気候温暖な地域で育ったため、「大雪」はまったくの未知の世界。
    粉雪や、スキー場での、遊び程度の楽しさを知るだけで、雪山の真の怖さも、雪山ならではの本当の喜びも知りません。

     娘は、最初と最後のページに描かれたモノクロのスケッチのような、雪の結晶や木の実などで飾られたハートのデザインに、「わあ、きれい!」と感動していました。

     「あらしの木」の下で寒さをしのぐ動物たちに、餌やりに来るフルリーナの足元には、小鳥たちもたくさん集まっています。
    その中の1羽を見て、
    「あっ、この子、フルリーナが飼ってた鳥でしょ」と、
    「フルリーナと山の鳥」の物語に出てくる山の鳥を思い出し、お話をつなげていました。
    ヤギや牛、羊など、たくさんの家畜の世話をするウルスリのことも、すごいなあ、自分もやってみたいなあ、という羨望の眼差しで見ています。

     けれど、大雪の恐ろしさは、想像を超える世界・・・ひたすら固唾を呑んで見つめます。
     そして、待ちに待ったそり大会の日を迎えると、ウルスリたちといっしょに雪国の楽しさを分かち合って
    いるようでした。
    ウルスリきょうだいの作ったそりのユニークですてきなこと! 
    こんなそりで滑ったら、本当に楽しそうですね。
    他の子どもたちのそりも、どれもみんな個性的で、おもしろいですよ。

    投稿日:2012/02/24

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  • 森の動物たちは好奇心旺盛。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    これも、ゼリーナ・ヘッツ(文)×アロワ・カリジェ(絵)のコンビで贈る素敵なスイスの山村に住む『フルリーナとウルスリ兄妹のおはなし』です。

    山の冬って怖いんだな。と思いました。
    こういうところで暮らしている良い面:自然の美しさや雄大さを知ることができるところと、ちょっとした油断から自然の猛威に襲われてしまうのだという悪い面を知ることができました。
    でも、フルリーナやウルスリはそんな毎日をとても楽しんでいるように見えました。今の日本の多くの子どもたちには、まず経験できない、想像もできない世界ではないでしょうか?

    その分、こういうところに寸ている人たちの『お祭り』って、みんなのテンションが上がる特別な催しなんですね〜。

    この絵本も、文章の欄外にアロワの走り書きのような絵コンテのようなイラストがついていて、メインのイラストとは別に楽しめます。
    最後の最後のページで、
    フルリーナとウルスリが山の嵐のときフルリーナを守って折れた「あらしの木」の代わりに、若いの木をうめにくるシーンがあるのですが、
    このページの様子が「ぐりとぐら」がフライパンでホットケーキを焼いているとき、森から動物が集まってくるシーンの様子と、何となく似ているな?と思ったのは、私だけでしょうか?
    森の動物たちって、意外と好奇心が旺盛なんですね。

    とっても素敵なお話です。
    ぜひ、たくさんのお子さんたちに読んでもらいたいな〜と、思います。

    投稿日:2011/11/20

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  • 大雪の緊迫感・・!

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    きっととても寒くて厳しいであろうスイスの冬。
    大雪のなか出かけていった妹を心配して、兄が探しに行きます。
    なだれに遭った妹・・だけど運良く大きな木に救われて・・。
    厳しい自然がそこにはあります。
    その中でけなげに生きる人間と動物の姿も。

    自然が厳しい土地では、お互いに助け合うようになるのでしょうね。
    木に守られた女の子と動物たち。
    そして春が来て、また新しい木をそこに植えた女の子。
    すべてが繋がって循環している世界なんですね・・。

    そして外の雪の寒さと対照的に、家畜小屋やお部屋のなかの温かくて
    心地よさそうな描写もステキです。
    雪のなかでひときわ鮮やかな毛糸の飾りも。

    最後は、春のぬくぬくとしたやわらかさで終わってほっとします。

    投稿日:2010/02/01

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  • 兄妹愛が感じられます

    懐かしい絵本でつい手に取りました。

    山の暮らしがよくわかる本ですが、兄妹愛が感じられます。

    大雪の中、命綱となったのが、赤い毛糸というのも印象深いものがあると思います。

    自然の厳しさも感じられますが、その中での楽しみや家族で過ごす時間
    の豊かさも同時に感じることができると思います。

    投稿日:2009/01/23

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  • 兄弟助け合う!

    私が子供の頃に読んで覚えていたので、図書館でかりました。
    内容までは覚えていなかったのですが、兄弟で助け合うところがとてもいいところだと思いました。
    子供たちも頑張れ!!と応援していましたよ。

    投稿日:2007/02/28

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  • 兄の姿

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    ウルスリ・フルリーナ兄妹はそり大会の準備をしています。
    ウルスリの指示で隣村の糸屋に毛糸のふさを買いに行きます。
    ところが帰途、大雪で動けなくなったフルリーナ。
    心配で探しに行くウルスリ。
    子どものそり大会の様子や、大自然の描写、ウルスリの仕事ぶりや、
    二人の兄妹愛が素敵です。
    先日、雪は降っていませんが、朝から寒い日におはなし会で読みました。
    かなり長いのですが、子どもが主体のおはなしだけに、
    しっかりと聞いてくれました。
    『ウルスリのすず』で、すずの大切さが語られていましたが、
    ここでもそんな光景が見られますね。
    日々ごく自然に木々と接しているからこそ、
    植樹のアイデアなんですね。
    この兄妹に拍手!

    投稿日:2007/02/20

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