おはなしのたからばこワイド愛蔵版(28) しいちゃん」 みんなの声

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(28) しいちゃん 作:友部正人
絵:沢野 ひとし
出版社:フェリシモ出版
税込価格:\1,415
発行日:2010年04月
ISBN:9784894325173
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 8
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  • ふしぎな物語

    SFや、パラレルワールドに通じるような物語で、こういったおはなしを絵本で読む体験は、とても新鮮だと感じました。
    ラストの数ページにどきどきし、最後は、ふしぎと穏やかな気持ちで読んでおりました。
    おばさんのいない夏、という文章が、きれいで寂しくて、好きだなと感じました。

    投稿日:2019/09/24

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  • 子どもにはちょっと難しい?

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子5歳

    ひとりぼっちで過ごすことの多いしいちゃんのそばにいてくれた、不思議なおばさん。魔女のような、不思議な雰囲気を持つおばさんだけど、さみしい時にそっとそばにいてくれる存在ってとてもありがたいですね。
    そのおばさんは本当にいたの?想像?なんて思い始めていたら、しいちゃんが大人になったとき、また小さな自分のような存在に出会います。
    ふしぎな雰囲気で、なんだったんだろう。どういう意味かな。と読んだ後に余韻を楽しめました。

    投稿日:2018/07/06

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  • こころの支えになったおばさん

    ふしぎなおばさんは、しいちゃんのこころが、作り出したものなのかな?
    春になればたんぽぽと一緒に花粉症の不思議なおばさんがやってきます。しいちゃんは自分と話しているようにやすらぐようです。
    でも17歳になったとき、おばさんは綿毛のように飛んで行ってしまいます。
    しいちゃんにはボーイフレンドができたり、パリに留学したりと色々なことが起こって、もうおばさんが必要なくなったのでしょうか。
    そして、日本に帰ってきたとき、しいちゃんは花粉症になり、ちいさなしいちゃんのような女の子に出会いました。
    花粉症のおとなのしいちゃんや、ちいさな女の子にインタビューをしたいような気持になりました。

    投稿日:2016/12/25

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  • 不思議な世界観

    一度読んだだけでは、このお話しを通して作者が私たちに伝えようとしているものがうまく読み取れませんでした。
    でも、薄い水彩絵の具の素朴なイラストと、なんとも不思議な感じがするストーリーは、もう一度読み返したくなるような不思議な気持ちがしてきます。
    しーちゃんと河原で話す黒い服のおばさんは、普通でいうと、怪しい不審者にしか見えませんが、何ともこのストーリーの不思議な世界にひき込まれていくとそう感じさせない安心感がなぜかありました。

    対象は子どもではなくもしかしたら大人向けなのかもしれません。
    しーちゃんが大人になるまでが描写されています。

    学校の教科書に出てきそうなお話しだなと思いながら読みました。

    投稿日:2016/09/20

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  • 不思議だけど温かいお話。

    主人公のしいちゃんと春にやってくるおばさんの奇妙だけれど温かい関係が魅力的な不思議な絵本です。
    おばさんは未来のしいちゃんなのでしょうか?
    17歳になったしいちゃん,おばさんはたんぽぽんの白い綿毛になって消えてしまったのですが,しいちゃんの中で何か大きなことがあったのかな☆

    投稿日:2016/08/24

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  • 友達でも親でもなく

    なんだか不思議な雰囲気のお話でした。
    友達でもなくて、親や兄弟でもなくて・・・でも、心を許せる人。
    本当に存在していたのかな?と、疑問に思うほどにはかなく書かれていたと思います。
    立場が巡っていくことも、運命なのでしょう。

    投稿日:2014/04/05

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  • 大好きだった誰かを心の支えにして生きる

    • レースさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    なんだか心がホワンとする不思議なお話です。

    おばさんもひょっとしてしいちゃん?
    しいちゃんもひょっとしておばさん?

    おばさんは何者かわからないけれど、
    そんなことはどうでもいいのかもしれない。

    会えなくても、大好きだった誰かを心の支えにして生きていく。
    そういう気持ちはよくわかります。

    子どもにはまだよさが理解できないかも。大人におすすめです。

    投稿日:2011/05/08

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  • 寂しがりやのしいちゃん

    しいちゃんは、恥ずかしがりやさんだから、自分をさらし出せなくて

    なかなかお友達にも恵まれずにいたのだと思いました。

    いつも寂しいしいちゃんに、タンポポの咲く季節におばさんと知り合い

    お話もするようになりました。少しでも自分のことを理解してくれる人

    がいるって生き甲斐が持てると思いました。しいちゃんの成長が描かれ

    ています。大人になったしいちゃんもみることが出来ます。

    花粉症になったしいちゃん、大すきなおばさんが常に心の支えになって

    いたと思います。心の成長を描いているのが印象に残りました。

    投稿日:2010/10/26

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