高畠那生さんの絵本が大好きです。
いつも奇抜な発想には笑わせてもらっています。
でも、この「クリスマスのきせき」ってなんかまともそう・・・。なんかクリスマスだしいい話って感じでまとめてて面白くないかも。
などと思っていましたが、サイン本販売していたので、もうこの本が面白かろうがなかろうがどうでもよくなって衝動買いしました。
読んでみると、良かったですね。なんか疑ってごめんなさいという感じです。
思っていた通りうまくまとまっていていい話でしたが、ラストにいたるまで、相変わらずの奇抜な発想とスピード感で、一気に読みました。
短いから何度も見返してみたり、絵をもう一度確認したり、読み終わったあとからも楽しみました。
内容については、何にも知らなくて読んだほうが絶対面白いです。
この本なら
「ナンセンスはちょっとねえ・・。」
というタイプの方にも、すんなりうけいれられるんではないでしょうか?ナンセンスっぽくはないし。
この本を高畠さんの入口にして、どっぷりワールドにはまってくれる人が増えたらいいなあと思いレビューしました。
私的には「だるまだ!」とか「でっこりぼっこり」がツボですので、もしよろしければそちらも。