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アトピーで顔がブツブツだらけになり、イチゴとあだ名をつけられた女の子が前向きに成長するお話。 いじめられて、後ろ向きになっても頑張ったり、シリーズが進むと恋のお話になったり。 同世代の子はとても共感できるんじゃないかなと思いますが、大人が読んでも感動します。 息子にどうだろう?とためしに読んだ作品でしたが、私の方が夢中になってしまい、次々と読み進めていきました。 でも、残念ながら、息子はまだ興味がないようで、手にとってはいないです。 いつかは!!
投稿日:2015/01/10
アトピーでなくても、今、いろいろな困難にあっている方にきっと、このいちごに自分を重ねて 読んで共感できることが多いと思います。 またいじめを真正面から扱っています。今いじめに苦しんでいる人にも福音になるのではないでしょうか。 またこの中には思春期の入り口での純粋な恋の話もあります。 焼きもち、そんな心の揺れをまっすぐに見つめる本です。 また友達をどうやって作っていけばいいのかという話もあって 人間関係に迷っている人にお勧めです。 さべ あのま さんの絵がとても好きです。 とても感性の豊かな方で、ストーリーと絵が本当に良くマッチしています。 毎回その絵から、ものすごいオーラーを感じてしまいました。 素晴らしい画力です。 小学生高学年から中学生の方に特におすすめです。
投稿日:2011/05/02
いちごの本当の名は水木一子。アトピーでぶつぶつだからいちご。 いじめを中心に、親や先生に理解を得ることが難しい子どもだけの世界があること、片親、親友、他人とのケンカ、環境問題から人間の汚い感情、ワルと言われている子供達、様々な問題をあぶりだしていく。 動植物と話が出来る光に支えられ、ひとつひとつ乗り越えていくいちご。 小5〜6の繊細な心をよく捉えている。 ちょっと詰め込みすぎで純粋すぎてドラマティックだが、共感する子も多いことだろう。そしていい歳して顔が腫れるまで泣くオバサンがここにいる。 あろうことか、自分と重ねて読んでしまった。我が子ではなく。 5冊、あっという間に読んだ。長い旅をしてきたようだった。 過去へ、そして小5〜6年生の障壁をいまだ克服していないらしい現在の自分を振り返ったようだった。 学級文庫に立っていて欲しい本。 そして我が本棚に立って、娘がその時期になったら助けて欲しい本。
投稿日:2010/11/15
アトピーに悩む女の子いちごのお話。 父親の仕事のため、東京から山の中へ引っ越すが、馴染めず…。 光との出会いから見違えるように良い方向へ向かっていったいちご。よかったな〜と思いながら読みました。 『楽しいことばかりしていると、本当に楽しいことがわかるなくなる』というくだりは、それもそうかも…とハッとなりました。 特に若い人は、辛いことも必要なのかもしれませんね…。
投稿日:2017/03/09
アトピーでからかわれても明るいふりを無理してするいちご。ある日、転校して、幼馴染の光くんに出会い、変わっていきます。不登校から登校するよう変わるいちごの姿がいじらしいです。 この本を読んだら、アトピーの子をいじめたりからかったりする子が減りそうな気がします。自分だって出てくるかもしれないんだからね!みんなで優しく育ちましょう。 娘が小学生になるくらいに育ったら読ませたいです。
投稿日:2012/01/12
主人公の女の子小学5年生のいちごちゃんのお話です。 お父さんの仕事の都合で、東京から信州の山の中に引っ越してきたいちごちゃん。 自然の田舎ならではのよさを読み手も感じられる1冊にも思いした。 上手く新しい環境に馴染み、アトピーもよくなるといいですね。
投稿日:2021/08/03
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