息子も私も大好きな、「がまんだ がまんだ うんちっち」と同じ作者です。そして、息子は体育会系で運動すること大好き。絵本の表紙が、走っている男の子ときては、もう読まずにはいられないお話でした。
運動会のお話。またまた、主人公はトイレに行きたがります。かけっこの前には、誰でも抱くこの気持ち。
泣いている小さな男の子に遭遇してしまったら?
主人公は、トイレに行くことを後回しにして、小さな男の子の相手をしてあげます。とっても、優しい気持ち。
でも、誰にも分かって貰えず、恥かしい結果となってしまいます。
私は、何だか、とっても嬉しい気持ちになりました。
いつも思うのですが、梅田夫妻の作品は、内情が細かに書かれており、とっても素晴らしいと思います。
大好きな先生には、ちゃんと分かって貰えた喜び。
また、頑張ろうと、はちまきをぎゅっと締め直す、気持ちのところはなんとも言えなくて、たまりませんでした。
息子も大好きな作品です。