表紙の白馬の凛とした優しい顔に惹かれました
前川貴行さんは、青森と宮崎県の対照的な土地に生きる馬を追い生き物と環境の関係を見つめてこの写真絵本を作成されました
その視点と馬を愛する目に感動しました
写真のすばらしさ
夜、月と馬のシルエットにきゅんとなります
宮崎県・都井岬に住む 御崎馬 日本古来の「在来馬」環境に合わせて強くしなやかに発達している モウコウマを祖先にもち
馬を追って、生まれたばかりの子馬を見つめる目 すごいな〜と感動しました
青森県下北半島東南尻屋崎に生きる馬 寒立馬
寒立ちとは、カミシカが雪のなかで凛として立ちつくすようす様子を表すマタギの言葉だそうです
寒く過酷な自然の中に生きる馬を追う作者の情熱を感じます
江戸時代から歴史の中 馬を人間がどれだけ大切に思ってきたかがうかがえます
馬の持つ本能 生命の不思議
写真と文を読んでいると 馬の生命力を感じます すごいな〜
作者の馬にたいする愛情の深さ! この本いっぱい込められています
皆さんにも是非読んでいただきたい本です おすすめします!