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悪い本」 みんなの声

悪い本 作:宮部 みゆき
絵:吉田 尚令
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年10月
ISBN:9784265079513
評価スコア 3.27
評価ランキング 55,401
みんなの声 総数 40
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  • 子供にすすめたくはないです

    いつも使っている子供の本を中心に置いている図書館に目につくようにおいてあり、宮部みゆきの名が表紙に書いてあったので気になり手に取りました。

    表紙画とタイトルから察して子供に読ませる前に自分で読んでみることにしました。
    結果をいうと、「子供に読ませたい要素が何もない」でした。

    はじめから最後まで続く不気味なフランス人形やぬいぐるみの絵に、「あなたはいつか誰かを消したくなる」や「いつかかならず私(悪い本)を手にとりたくなる」みたいなことが書いてあり、とても無邪気な子供に読んで聞かせたいものではありません。

    教訓的なもので、最後には納得したり前向きな気持ちになれるのかと思いきや、読み終わってもどんよりした感じのままになりました。

    でも宮部みゆきさんが書いたことを考えると、人の暗い部分を遠慮せずに書く宮部ワールドがしっかりとあると言えると思います。私自身、宮部みゆき著の小説は気に入っているものもあるので、この絵本も子供向けというより大人向けとしてとらえればいいのかもしれないのかなと思います。

    5歳と8歳の子を持ついち親としての意見を言わせてもらえれば絵本には子供達の無邪気な心や夢を膨らませる役割をはたしてもらいたいと思っているので、この本の言う通り子供たちもいつかは「悪い本」に手を伸ばしてしまう状況に出会うかもしれないとしても、わざわざそれを絵本で子供達に刷り込みたくはないなと思いました。

    投稿日:2012/03/20

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    8
  • 宮部みゆき・・・!

    インパクトのあるタイトルの直後に目に飛び込んできたのは、
    著者「宮部みゆき」
    目を引きましたね。
    宮部みゆきが書く、「悪い本」ていったいどんなんだろう・・・。

    読むのに時間はかかりません。すぐです。
    子どもにはどんなふうに伝わるでしょう。
    絵もかわいいとは思えません。
    大人の方は、その空恐ろしさを感じることはできると思います。
    人間の心の誰でも持ってる、隅っこにあるいやぁな部分。
    そこを刺激して、くすぐって、手招きしてるその感じ、
    読んだ直後の感想は、単純に「こわっ・・・」でした。

    評価つけにくいです。
    良い悪いというより、好ききらいだなぁって思います。
    怖いお話、視覚的な怖さ苦手な人は遠慮したいだろうし、
    好きな人はたまらなく好きな世界だろうと思います。

    すぐ読める本ですが、深みはあると思います。
    ・・・寝る前の読み聞かせは・・・遠慮したい。

    投稿日:2011/11/20

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    8
  • 洞察力

    これは、善悪の基本について学んでいる途上の幼い子どもや、
    低学年の児童に読み聞かせるタイプの絵本ではありません。
    しかし、秀逸な本です。
    「子どもの為の絵本」という観念を外してから見てみてください。

    人間について、あるいは自分自身について省察できる年頃の、
    高学年から大人までが、自分で読むには、秀作です。

    怪談えほんシリーズの第一弾の作品ですが、ほんとに怖い。
    何が怖いって、人の心の悪に流れ易い性質について、
    的確な洞察力と表現力で描かれています。
    的確だから怖いんです。

    怪談えほんといっても、心霊的怖さのお話ではありません。

    投稿日:2012/01/13

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    6
  • 気になってパパが買ってきた

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    はっきり言って、何のために書かれた絵本かわかりません。
    宮部みゆきさんという有名なミステリー作家が、聖域とも言える絵本に進出して欲しくなかったと個人的には思います。
    絵も気持ち悪いし、子どもには絶対見せたくなくて、封印しました。

    好みの問題もあるかと思いますが、人にはお薦めしません。

    投稿日:2011/11/29

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    6
  • それほど悪くないと思う

    怪談えほんだから、不気味に仕立てたのでしょうか。
    でも悪ぶっているようで、まっとうな話だと思います。
    誰もが持っている悪の部分。
    それを理性がカバーしているのだけど、悪いことへの魅力も、本当に悪になって破壊的になってしまいたいこともある。
    それが普通なのでしょう。
    ただ、ここまで悪の魔力で誘いをかけると、普通の人は目が覚めるのです。
    そう考えると、この本は「良い本」です。
    夜には不向きだと思います。
    精神的に成長してきた子どもにとっては、何かを伝えてくれる本だと思います。
    ただ、お話のつもりで開いたら…。
    やっぱり怖いですね。

    投稿日:2012/04/25

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    4
  • 気持ち悪い

    書店で表紙を見て気になってました。
    タイトルでびびって、素通りしてました。
    でもあるとき、どうしても気になって読んでみました。。
    絵が暗くて怖いです。
    気味悪いです。
    子どもは怖がると思います。
    物を大切にしましょうというメッセージがあるのかな?
    そういう鉄板系な土台がちゃんとお話にあるので
    斬新なようで古風な感じも受けました。
    ふにゃふにゃした絵本が多い中、新鮮な感じがしました。

    投稿日:2011/11/07

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    4
  • 良さが分からなかった

    • みちゃママさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子2歳、女の子0歳

    タイトルのインパクトが絶大、表紙から不気味な雰囲気、著者が宮部みゆきとあり気になっていました。
    書店で見かけましたが読むのをためらい、でも図書館で見かけついに手にとってしまいました。
    絵も文も言葉遣いや表現など怖くて不気味です。

    …でも一体何が言いたいんだろうと疑問で終わりました。

    自分にはこの本の良さが分かりませんでした。
    子供にも読まないと思います。

    宮部みゆきの作品だったのでちょっと残念でした。

    投稿日:2013/03/09

    参考になりました
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    3
  • 宮部みゆきの世界

    宮部みゆきさんの本だということで読んでみました。
    娘とふたりで読みましたが
    読後娘は「いみがわからない」と一言ボソッ。
    絵本の体裁ですが、完全に宮部みゆきワールドで
    人間なら誰でも持っている心の暗部をグリグリとされるような作品です。
    大人には響く作品だと思います。
    娘には、大きくなるほどに、ここに書いてあることがわかってくるかもねと言いました。

    投稿日:2012/01/24

    参考になりました
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    3
  • どういうことなの?

    小学6年生の娘と、眠る前に読みました。
    いや、ほんとは、もっとあったかな絵本を読もうと
    思ったのです。でも、娘の態度などに腹を立てた私が
    『悪い本』をチョイス。悪い母です。

    でもね、あまり娘は怖くなかったみたいで。
    「どういうことなの?」と。「悪い本ってなに?」と。
    挿絵のおどろおどろしさには、なんとなくいやあな気持ちには
    なったようですが・・。
    おそらく、娘には悪い本を必要とするような悪い心が
    (今はまだ?)ないのかなあと思いました。
    いつまでも「この本が、何をいいたいのかわからない」と
    思う娘であることを祈ります。

    投稿日:2018/11/17

    参考になりました
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    2
  • 【内容】
    この世の中で一番「悪い」事を教えてくれる本がある。わたしは、ある日、その本に出合った。悪い本は、自己紹介してくれた。そして、いつか必ず私が欲しくなると言った。誰かが居なくなれば…何かがなくなれば…そんな時に思い出すって。
    果たして悪い本が欲しくなる時はいつだろうか。
    人間の悪意に訴えかける悪い本と、そうならないようにと願う良心と、両方を体験できる怪談絵本。

    【感想】
    精神的な、高度な罠をしかけてくるような「悪い本」だと思った。しかし、人間は誰しも良い心と悪い心があって、普段から2つの間で揺れ動いている。だれでも悪いことを考える時がある。そんな時に、魔が差して悪い事をしてしまう時もある。この話は、どの年齢の人が読んでも、思い当るフシがあるはず。
    ただ、自分が正しいと絶対的に思い込んでいる人は認めないと思う。また、自分の見にくい部分、悪い部分と向かい合えない時は、この本は読めない。恐怖心に負けて、ついつい悪い方に流れて行ってしまう気がする…そんなリアルな恐ろしさがある。
    この本を読んで考えて欲しい、と作者は思ったのかもしれない。
    誰でも心は揺れ動く。いつもいい人ではいられないし、理想通りにはならない。悪い状況から逃げようとしても、自分の心からは逃げられない。言葉が少ない本だけど、絵が雄弁に心の動きを物語っている。
    人生経験を積んだ大人は、過去や現在でいくらでもこういう経験はあるから、怖い絵本だと感じるだろう。子どもたちは、未知なる心の闇や人間の醜さを想像して、怖いと感じるかもしれない。
    私自身は悪い心がだいたいいつも優位なので、この絵本のいうことが実によくわかる。悪いって楽なのよ、何でも他人のせいにしてその人がいなくなればと思っていたら本当に楽だから。そうしないでどうにかするのは、しんどい。しかし…

    投稿日:2018/05/09

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