若干大型です。作者のインガ・ムーアはイラストレーターですが、この作品は作・絵ともに手掛けてます。
ちょっと驚いたのは、出版社からのおすすめの年齢が、読んであげるなら4歳くらいからということ。
う〜ん。4歳はちょっと難しい気がします。
動物が好きで、家で猫を飼っているよというお子さんでも、このくらいの長さと内容のものになると小学校に入ってたほうがわかるかなという気がしました。
画面が大きくい見やすのでですが、テキスト(文)が意外と長いので、読み聞かせで使うなら私なら小学校中学年以上でしょうか。
とにかく、猫がたくさんできくるので、猫好きには耐えられないくらい可愛いと思います。
個人的には猫たちや船長よりも、船長と一緒に行動している船員たちや、女王の島にいるカモメたちの動きが面白かったです。
この本を手にしてもらえばわかると思いますが、
船長や女王以外のその他の船員や島の人たち、たくさんの猫たちそれぞれそこにいるべくしてそこにいて、動いているんだということが伝わってくる作品でした。
わたしはそういうところに絵本作品としての好感が持てましたし、皆さんにも見てほしいなと思いました。