『WHERE’S MOMMY?』が原題。
表紙でピン!ときましたが、『ないしょのおともだち』の続編です。
前作へのリスペクトも感じられる、素敵な訳出にまずはうっとりしてしまいました。
大きな家に住む少女、マリア。
同じ家に住む、ねずみのネズネズ。
二人は内緒のお友だちなんですね。
お、前作と同じシチュエーションですね。
ところが、二人がそれぞれ、寝る前にママを呼びますが、ママがいないのです。
どこを探しても…、いえ、やっと二人が見つけたのは、
物置小屋で、仲良くおしゃべりしている、マリアのママ(マリー)と、ネズネズのママ!
おやおや、歴史が繰り返されているではありませんか。
ラストの素敵な光景もほっこりです。
隅々まで丁寧に描かれた家の様子は、見所いっぱいです。
リビングで、マリアのママが、マリアの兄弟たちに読んであげている絵本が、
前作であるのもチェックしてくださいね。
なるほど、友情は永遠なり、ですね。
幼稚園児くらいから楽しめそうですね。