新一年生の娘に読みました。
一年生って本当にかわいいですよね。
参観日にみんなでそわそわして後ろを向いて、自分のお父さん、お母さんを探す、自分もやっていたような気がします。
娘の参観日はまだですが、どんな様子なんだろう、そんなことを考えながら読みました。
ただ、このお話では、なかなかお父さんもお母さんも来てくれません。
女の子がしょんぼりしているところへ、お父さんが登場し、何やらメモを見せます。
そのあと、おめでとう!!とクラス中から祝福される女の子。
とても素敵なお話なのですが、タイトルを見た瞬間、おめでとうの意味が予想できてしまったのが、やや残念でした。
くすのきさんは、小学校の先生のご経験がある方なので、学校が舞台の話が多く、よく読ませて頂いています。
子供たちに学校に良いイメージを与えてくれる素敵な作品ばかりでよく読み聞かせをしていますが、どれも綺麗にまとまりすぎているところにわたしとしてはやや面白みに欠けるかなとも感じています。
もう少し踏み込んだ物語も読んでみたいなと思っています。