原話がどこの民話を元にしたのかは書かれていませんでしたが、
どこかの地方に伝わってきたおはなしのようです。
主人公の男がちょっと旅に出た先で迷い込んだのは化け猫の住む「化け猫山」でした。
彼を助けるのは飼っていた猫(タマ)。このタマ、人に化けるとあばあさんの姿だったんです。
なんだか、いわくありげに描かれていたから、最初に登場したときは悪い奴かと思っちゃいました。
ただ、旅に出るとき、家に置いてきたはずのタマが、先に「化け猫山」についていたのが気になりました。(もしかしたら、短くまとめるために、お話しを端折っているのかもしれません)
12場面です。昔話の紙芝居にしては短くて、
絵がとてもはっきりしているのみ遠目はきいて見やすいです。
最後に、主人公は半分猫のようになってしまうので、今後この男が普通に暮らしていけるかが心配になります。